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夏バテ対策におすすめの食品3つ。夏のダルさ解消、睡眠の質改善にも!?

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

熱帯夜、残暑が続き、体調を崩していませんか?
何となくダルいと感じていたり、食欲が低下したり、そのちょっとした体の不調、「夏バテ」かもしれません。
夏バテ症状が悪化すると、自律神経の乱れや睡眠の質低下にもつながります。
今回は夏バテの症状と、夏バテ対策食品についてご紹介します。

この記事で紹介すること
・夏バテとは
・夏バテと睡眠の関係
・夏バテ対策におすすめの食品3つ

・夏バテとは

体のダルさ、疲れ、食欲低下、頭痛、めまい、やる気の低下、イライラ・・・症状は人それぞれですが、どれもつらい症状です。
夏バテの原因の1つが、気温差による体への負担です。暑い屋外と冷房の効いた室内との気温差が大きいと体温調節機能が働きにくくなり、自律神経の不調やそれに伴うさまざまな体の不調が引き起こされます。

・夏バテと睡眠の関係

夏バテにより自律神経が乱れることで、睡眠の質が低下してしまいます。寝付きにくかったり、浅い睡眠状態が続いたりすることで、翌朝起きても疲れがしっかり取れません。疲れがたまった状態だと、さらに日中のダルさややる気の低下にもつながるので負のスパイラルが続いてしまいます。夏、朝起きてすっきりしないと感じているなら、睡眠の質が低下しているかもしれません。

・夏バテ対策におすすめの食品3つ

❶ビタミンB1:肉類、玄米、ウナギ、大豆など

ビタミンB1は食事からのエネルギー産生に必要な代表的な栄養素の1つです。不足しているとエネルギーが充分に作り出せず疲れやダルさ症状が出やすくなります。
食品からビタミンB1を摂り、効率よくエネルギーを作り出すことで、疲労回復や精神の安定にもつながる可能性があります。食事を見直して毎日の摂取を心掛けましょう。

❷タンパク質:肉類、魚類、卵、大豆類など

充分なタンパク質を摂取することで、筋肉の疲労回復や持久力アップが期待できます。暑い夏はそうめんやアイスなど炭水化物や糖質メインに食事が偏りがちで、タンパク質が不足する傾向にあります。普段の食事からタンパク質を意識して摂りましょう。
タンパク質に含まれる「トリプトファン」は、睡眠ホルモンのメラトニンを作り出すために必要な栄養素の1つです。タンパク質には快眠のために必要な成分が含まれています。

❸ミネラル:海藻、ナッツ、野菜、果物、麦茶など

汗をかく夏は汗とともにミネラルも体外へ出ていきます。ミネラルが不足すると、エネルギー産生や筋肉の機能低下により疲れやダルさ症状がでてきてしまいます。水分補給時はミネラルも意識して摂りましょう。
またミネラル成分のマグネシウムや鉄は睡眠ホルモンのメラトニン生成にも必要になる成分です。普段からも意識しての摂取がおすすめです。

さいごに

夏バテ症状はダルさやめまい、睡眠の不調など、軽度から重度までさまざまです。毎年夏バテに苦しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただし、少しの工夫次第で夏バテ対策は可能です。身近な食事、食品から見直して、残り少ない夏を快適に過ごしましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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