7月の最多ホームランは浅村栄斗の9本。レアンドロ・セデーニョと村上宗隆は7本
7月に最も多くのホームランを打ったのは、浅村栄斗(東北楽天ゴールデンイーグルス)だ。3度の1試合2本塁打(9日、16日、25日)を含め、月間9本塁打を記録した。
シーズン本塁打においても、浅村はパ・リーグのトップに立ち、2位に5本差をつけている。6月を終えた時点のシーズン11本塁打は、14本の万波中正(北海道日本ハム・ファイターズ)、12本の柳田悠岐(福岡ソフトバンク・ホークス)と森友哉(オリックス・バファローズ)に次ぐ、4位タイだった。この3人が7月に打ったホームランは、それぞれ、1本、2本、0本だ。森は、7月1日の試合で左太腿裏を痛め、離脱している。
7月に8本塁打以上は、セ・リーグを含めても、浅村しかいない。その次に多かったのは、7本塁打のレアンドロ・セデーニョ(オリックス)と村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)だ。
セデーニョのシーズン初本塁打は、7月4日。それまでに出場した10試合、5月の5試合と6月の4試合に、7月最初の試合は、ホームランがなかった。2本目と3本目は2試合連続、4本目から7本目までは4試合続けて打っている。
今後も打ち続けるかどうかはわからないが、昨シーズンはアリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のマイナーリーグでプレーし、AAの109試合で30本塁打とAAAの14試合で2本塁打を記録した。今シーズン、二軍では34試合で3本塁打。二塁打が多く、11本を数えた。打率は.376(101打数38安打)、出塁率は.438だ。
7月に4本塁打以上の選手は、以下のとおり。
3ヵ月続けて同じ本数、3・4月も5月も6月も月間4本塁打だったホセ・オスナ(東京ヤクルト)は、このストリークを4ヵ月連続とするのに1本足りなかった。なお、3月と4月は、合わせて1ヵ月として数えている。
また、今シーズン、月間二桁本塁打を記録した選手は、まだいない。各月の最多は、3・4月が8本塁打の杉本裕太郎(オリックス)、5月が9本塁打の岡本和真(読売ジャイアンツ)、6月が7本塁打の岡本と頓宮裕真(オリックス)、7月は9本塁打の浅村だ。