素朴さの中にある美味しさを追求したノスタルジック豚骨ラーメンは福大生の胃袋と心を鷲掴みにする味と価格
素朴さの中にある美味しさを追求した、昔懐かしい熟成系の豚骨ラーメンを提供している福岡市城南区南片江の〈七福亭ラーメン〉。福岡大学の近くに店舗を構え、近くに住む学生さんたちの胃袋を鷲掴みにする味と、お財布にやさしい価格設定で、福大生御用達のお店になっている。
レトロな外観と店内だけど、それがまたノスタルジックな雰囲気を醸し出し、心温まる接客とも相まって、懐かしい食堂のような印象がココにはあり、地元の人々に、とても愛されている名店。それが〈七福亭ラーメン〉だ。
自家製にこだわって提供されるラーメン
麺、スープ、チャーシュー、煮玉子など、すべてを自家製にこだわって提供されている。スープは豚骨のみを長時間炊き込んだ本格派。麺も小麦のブレンドを考え抜いたパツパツとした食感で、歯切れのいいこだわりの自家製麺。チャーシューや煮玉子もオリジナルの煮汁で煮込むことで、素材な味わいになるようにこだわっている。そのためホロホロの少し厚めチャーシューとじっくり味付けされた煮玉子も秀逸な一品。無料サービスの卓上の「辛子高菜」も自家製で、ラーメンに入れ、味変アイテムとしても楽しめる優秀さ。とても辛いのでご注意を。
熟成感漂う本格派の豚骨ラーメンが人気
自家製のストレート細麺と、昔懐かしい熟成感のある、本格派の濃厚豚骨スープで、素朴さの中にある美味しさを追求した高レベルな一杯。
濃厚な豚骨スープだけど、脂感や出汁感はやや軽めなので、本格的な豚骨スープを楽しみたい方々には最高の一杯に。どちらかといえば、洗練された豚骨とは真逆の、熟成感溢れるクサウマ系の豚骨ラーメン。それが最近の流行りに乗っかる存在で、合わせるパツパツ食感の歯切れのいい自家製のストレート細麺との相性も抜群。さらにその存在感をどんどん加速させている印象。
ラーメン好きが一定数訪れる存在感のあるお店
その美味しさは、福岡大学の学生さんのみならず地元の皆さんにも愛されている。決して恵まれた立地ではないものの、地元の方々や、特に学生の皆さんは、長年にわたり代々受け継がれている御用達のラーメン店。学生さん以外の客層は、老若男女を問わず、広く支持されている。
近年の原材料費や物価の高騰もあり価格は少し上がったものの、お得なランチメニューはそのまま健在。
お得なランチメニューとセットがおすすめ
ベーシックな「ラーメン」は、現在630円。15時までのランチメニューは「①ラーメン+めし」と「②ラーメン+替玉1回」を700円で提供。「③ラーメン+一口餃子5コ」が800円。さらに終日注文可能なセットがあり「④ラーメン+めし+一口餃子5コ」と「⑤ラーメン+替玉+一口餃子5コ」が、それぞれ850円で提供している。
名物の「焼豚おにぎり」は破格値の70円
早い時間での売り切れ必至なコスパ最強の「焼豚おにぎり」は絶対食べてほしい。ピリリと胡椒が効いた70円とは思えない逸品。数量限定で売り切れ必至なので、どうしても食べたい時は開店前か直後を狙うとよいと思う。
店内は、4人掛けのテーブルが一つ。あとはカウンター席で合わせると15席ほどになる。交通アクセスは、博多駅 or 天神エリアより西鉄バス「片江営業所行」のバスに乗り「南片江」バス停で下車。徒歩2分ほどで到着する。できれば車で行くことをおすすめしたい。