世界最高峰の安全装備を標準化。スバル新型インプレッサ
富士重工業株式会社は7月26日、本社のあるエビススバルビルにおいて、2016年秋に発表するスバル新型インプレッサのプレビューイベントを開催し、新型インプレッサの日本仕様を報道陣に公開した。
新型インプレッサの特徴は、新世代のプラットホームである「スバル・グローバル・プラットホーム」の採用。これは今後送り出される次世代のスバル車の全ての基本となるもの。つまり新型インプレッサから、次世代のスバルのクルマ作りが始まることを意味している。
では、次世代のスバルのクルマ作りとは何か? それは「乗る人すべての安心と愉しさ」「世界最高水準の安全性能」「次世代のデザインとクオリティ」を採用して、「人を中心としたクルマづくり」を極めることだという。
そうした中で具体的な注目点は、予防安全技術として日本車でいち早く自動ブレーキ機能を採用した「アイサイト」を全車に標準装備したこと。また、ライバルでもまだ採用の少ない「歩行者保護エアバッグ」も全車に標準装備した。
この他でも、クルマにおけるあらゆる質感を高めたことで、内外装のクオリティ、そして走らせた時の「動的質感」を高めたという。
こうした内容を見ていくと、特に安全装備の充実はライバルを凌ぐのはもちろん世界トップレベルにあり、今後の日本のクルマにも影響を与えることは間違いないだろう。
またこの新型インプレッサの作りは、今後のレガシィやアウトバック、フォレスター、そしてXVにも関わるもので、この新型インプレッサが基本と考えると他のモデルではさらなる装備や性能の進化が期待できる。
新型インプレッサは秋に正式発表されるという。