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【富田林市】すごい!きれい!池の上に藤の花のカーテン!グランドホテル二葉横のため池で発見しました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

先日、富田林の腰神神社で巨大な老木の藤の花の森を紹介しました。近くに住んでいた方の話によると、老いた木のため、最盛期よりもかなり花の勢いが衰えているそうですが、それでもインパクトは絶大でした。

しかし、昨日、それよりもすごい藤の存在を見つけてしまいました。場所はグランド二葉の目の前にあるため池「今池」の前です。

昨日の夕方、別件でたまたま滝谷公園の近くを歩く機会がありました。滝谷公園といえばピンクの山の桜を思い出しますが、何と今の季節の花、藤の花もところどころで咲いているのを偶然に見つけました。

公園の藤棚ではなく、腰神公園同様の森のような藤が花を咲かせているので独特のインパクトがありました。ただ残念だったのは、見つけた時が夕暮れだったので、夕日に照らされて見た目の色がちょっとピンクに近くなっていること。

この場所の大きな特徴として、池に面したところが藤の花で覆われていることです。ちなみにこの池は、滝谷公園や彼方(おちかた)春日神社に向かう道から見える中ノ池です。

池に面して藤が花を咲かせているので、池面にも美しく花が映し出されていました。

近づいて撮影しました。腰神神社の藤よりは確かに元気に花開いていますね。時期もよくちょうど見ごろのようです。

4月中旬のこの時期に来たからこの木々は藤なんだとわかりますが、それ以外の季節に来ると何かわからないでしょうね。

藤棚で見る藤と違うので、本来の藤はこうやって成長しているのがわかります。腰神神社の老木ほど、つるが巨大化していないのも特徴です。

しかし、中ノ池よりもその上にある今池から見える藤のほうがインパクトがありました。

こちらが中ノ池の上にある今池です。グランドホテル二葉に面している池と言えばわかりやすいですね。

今池から中心に見える建物はグランドホテル二葉ですが、中央に移っているグランドホテル二葉の建物の下のほうをよく見ると、色のついたカーテンのようなものが見えます。

拡大しました、建物の手前にロープのようなものがあり、そのロープにカーテンのようについているのが、なんと藤の花のなのです!

ということで藤のカーテンに近づくために少し坂を上がりました。

こちらが藤のカーテンです。池を渡るようにあるロープは、藤のためにつけられたのか、偶然に藤のつるがロープに絡まってこうなったのかはわかりませんが、それにしてもインパクトはすごいですね。

写真を撮影していると、ご近所の方が「きれいでしょう」と自慢げに話をしてくれました。ほんとうにそうです!

このように藤のカーテンも池面に映し出されてか、紫色の花が映っていました。

地図で藤のカーテンと藤の原生林を見たあたりを紹介します。普段ならまず気づかないのに、花の咲く時期なら存在に気づくもの。

今が見頃ですので、もし近くを通る機会があればぜひ、藤のカーテンや藤の原生林に咲く紫の花を眺めてみてください。とてもきれいでした!

今池・中ノ池にある藤のカーテンと藤の原生林
住所:大阪府富田林市彼方
アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩15分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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