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【富田林市】滝谷不動尊に向かう参道から見える山がピンク一色!滝谷公園の桜は今が見頃です。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

一年の中でも特に桜の花が咲くこの時期は、いつも以上に雨が降るか晴れるか気持ちが一喜一憂します。なぜならば、晴れるときれいな桜が見られますが、曇ってしまうと美しさが半減、雨が降ると散ってしまわないか心配になります。

昨日は雲ひとつない晴れ間となりました。彼方(おちかた)にある滝谷公園も美しい桜の姿を見せてくれました。

滝谷不動駅から滝谷不動尊(滝谷不動明王寺)方面を歩いていると、いきなり正面にピンクの山が見えてきました。

これが滝谷公園の山の全体を覆うように咲き誇る桜の群生です。天気が良いだけでなく、昨日はほぼ満開の美しさ。これは自然とその方向に足が向いてしまいますね。

ということで滝谷公園のほうに向かって歩いてみましょう。

昨日28日は滝谷不動の縁日でした。滝谷不動の参拝の帰りに立ち寄りましたので、滝谷不動駅から見て手前ではなく、奥側の道から公園に向かいます。グランドホテル二葉が面している池の前を歩きました。

昨日は本当に天気が良かったので、最適な散歩日和でした。

見上げると桜の木が数えきれないほどあります。

滝谷公園の入口に着きました。ここからは上り坂が続きます。

山の上の桜を見ながら登っていきます。

桜を見ながらのためか、いつもの坂道よりも辛さをあまり感じることなく上がることができました。

山頂ではなくまだ途中ですが、広場になっていて、シートを広げてお花見をしている人の姿がありました。

ずいぶんと高いところまで上がってきました。下を見ても桜が並んでいますね。

さて、ここまで来たらいちばん上まで行きましょう。

頂上まであと一息。桜のトンネルを見ると疲れを忘れます。

あそこが頂上のようです。

頂上に到着すると、お花見をしている人の姿が見えました。

頂上から見下ろすと桜の花が邪魔をして、ピンク色しか見えず下界が見えません。なんとも贅沢な悩みですね。

ほんの少しだけ、臨場感を味わってもらいたく動画にしました。

頂上は広場になっていて何組もの花見客の姿があります。児童遊具もあって、子供たちもうれしそう。このような光景はおそらく4年ぶりのことでしょう。

多くのイベントが3年ぶりに開催という言葉を聞きますが、桜の花見に関しては2020年の春から規制が入り、21年の時までは花見そのものが不可能な空気が漂いました。

昨年22年ではそこまでではありませんでしたが、やはり花見をするのに後ろめたさを感じたものです。

しかし、今年23年はようやく解放された気分。もちろん完全に終わったわけではありませんが、気分的には4年前に戻ったような状況です。

ただし平日の昼間のためでしょうか?お酒を飲んでいる人はいなくて、お茶で世間話をするご婦人の姿が目立っていました。

広場の先を見ると、1本だけ濃いピンクの木が見えます。

こちらはしだれ桜です。

ソメイヨシノの中にありながら、1本だけのしだれ桜。色も濃いですし、花のつき方も違います。非常に目立つ存在でした。

しだれ桜の奥に公衆トイレがあります。これはお花見をする者にとっては非常にうれしいことです。土日だったら宴会をする人も多いでしょうね。

ただ、今がほぼピーク状態になっている桜が土日まで持つかどうかは微妙なところ。持ってくれたらうれしいとしか言えません。

とはいえ、年に一度のお花見です。雨が降らなければぜひ楽しみたいですね。見たところライトアップがないから何とも言えませんが、夜桜などはどうなんでしょう。

ということで、滝谷公園の桜を紹介しました。山の上に上がると周りが桜だらけのなかでお花見ができますが、このように滝谷不動尊に向かう道からも、この時期だけの限定、ピンクの山がみられます。

思わず俳句のひとつでも詠んでみたい、そんな気がしました。

滝谷公園
住所:大阪府富田林市彼方259
アクセス:近鉄滝谷不動駅から徒歩15分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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