WBA暫定スーパーバンタム級王者、ブランドン・フィゲロアの勝利後のコメント
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チャーロ兄弟の前座に組まれたWBA暫定スーパーバンタム級タイトルマッチは、チャンピオン、ブランドン・フィゲロア(23)が、サウスポーの挑戦者ダミエン・バスケス(23)を第10ラウンド1分18秒でストップし、同タイトルを防衛した。
試合後、フィゲロアは言った。
「いい気分だね。バスケスは予想よりもずっとタフだった。頭から突っ込んで来るから、腹、顔面と打ち分け続けようと考えたし、スイッチも試みた。ヘッドバッドを食らうのはゴメンだから、アウトボクシングしてやろうと思った。
終盤、バスケスは、かなりダメージを負っていたね。こちらは、ジャブが鍵だと感じていた。彼が生き残るために粘りを見せた点は認める。12ラウンドはもたなかったが、賞賛に値する戦いを見せたよ」
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「試合中、父から『もっとリング中央でプレッシャーを掛けろ』と指示されたので、そのように戦ったんだ。アウトボクシングで試合をコントロールするつもりだった。バスケス陣営がどんな作戦を立てていたかには、関心が無かった。リングで戦うのは2人のファイターだからね。僕はプラン通りに攻撃し続けた」
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「実はちょっと拳に痛みを感じ、手数が減ってしまった。だから、足で捌いたよ。自分がサウスポーであるバスケスは、サウスポーが苦手だね。僕は距離を保ち、有効な角度からパンチを出したので優位に立てた。トレーニングキャンプも充実していたし、準備段階から勝利は確信できたよ」
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「今夜は、ファンがエキサイトする試合をお見せすることが出来たと思う。自分の強さも伝えられたんじゃないかな。同じクラスの誰とでも戦う気持ちがある。スーパーバンタム級で最強なのは僕だから、ファンが喜ぶ試合をしていくよ」
次戦はWBA正規タイトルを持ち、IBFとの2冠王者でもあるウズベキスタン人、ムロジョン・アフマダリエフが相手か。あるいは、この日WBC同級王者となったお騒がせ男、ルイス・ネリとなるだろうか。