41歳呉昇桓がリーグ初の通算400セーブ達成 今季30セーブ目<韓国KBOリーグ>
14日のKBOリーグは3試合が17時開始で行われた。
サムスンライオンズのオ・スンファンがSSGランダーズ戦で今季30セーブ目を挙げ、リーグ史上初の通算400セーブを達成した。
オ・スンファンは4-3で1点リードの8回表2死、4番手で登板。同い年の代打チュ・シンスを打ち取り0点に抑えた。その裏味方が1点を挙げリードを2点とした9回表、ピンチを迎えるも無失点でゲームセット。今季ホーム最終戦での大記録到達となった。
2005年にプロ入りしたオ・スンファンは1年目の途中からクローザーを務め、NPB(日本)、MLBでのプレーをはさみ、41歳の現在も抑えを務めている。6月6日には日米韓通算500セーブ目を挙げた。
今季は球速の低下もあって苦しいシーズンとなり、5月には調整のため初めて先発マウンドにも上がった。その後は持ち場に復帰しこの日58試合目の登板。フォーク、カーブを交えながらリーグ3位タイの30セーブを記録している。
NPBの最多は岩瀬仁紀(元中日)の407セーブ(1002試合)。
◇オ・スンファン年度別成績(太字はリーグトップ。10月14日現在)
年度 チーム 防御率 試 S 三振
2005 サムスン 1.18 61 16 115
2006 サムスン 1.59 63 47 109
2007 サムスン 1.40 60 40 69
2008 サムスン 1.40 57 39 51
2009 サムスン 4.83 35 19 51
2010 サムスン 4.50 16 4 19
2011 サムスン 0.63 54 47 76
2012 サムスン 1.94 50 37 81
2013 サムスン 1.74 48 28 54
2014 阪神 1.76 64 39 81
2015 阪神 2.73 63 41 66
2016 カージナルス 1.92 76 19 103
2017 カージナルス 4.10 62 20 54
2018 ブルージェイズ/ロッキーズ 2.63 73 3 79
2019 ロッキーズ 9.33 21 0 16
2020 サムスン 2.64 45 18 39
2021 サムスン 2.03 64 44 57
2022 サムスン 3.32 57 31 51
2023 サムスン 3.52 58 30 44
KBO通算 2.06 668 400 816
NPB通算 2.25 127 80 147
MLB通算 3.31 232 42 252
(関連記事:呉昇桓(元阪神)韓国、日本、メジャーの3リーグ通算500セーブ達成 「日本のファンの応援も力になる」)
◇10月14日(土)の結果
・LG 2 - 3 トゥサン(チャムシル)
勝:チョン チョルウォン
敗:チョン ウヨン
・ハンファ 8 - 0 ロッテ(テジョン)
勝:ユン デギョン
敗:ハン ヒョンヒ
・サムソン 5 - 3 SSG(テグ)
勝:ワイドナー
敗:ムン スンウォン
⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)
◆「トゥサンが勝ってポストシーズンへ」
5位トゥサンベアーズがLGツインズに勝ってポストシーズン進出を決めた。首位LG、2位KTウィズは順位が確定。3位にSSG、NCダイノス、トゥサンの3チームが並んでいる。残り試合はSSGが2試合、NCとトゥサンは3試合。
⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)
<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>
ハンファイーグルス戦に1番レフトで出場。1打席目空振り三振、2打席目セカンドゴロ。3、4打席目は四球で歩いた。2打数0安打2四球。
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。