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【川口市】埼玉高速鉄道全駅にベビーケアルーム設置!初日に利用体験してきました

なかりんご地域情報発信ライター(川口市)

赤ちゃんを連れて外出するときに一番気にかけることと言えば、授乳やおむつ替えができる場所を探すことではないでしょうか。

事前に探していたとしても赤ちゃんと一緒では想定通りとはいかないもの。泣いている赤ちゃんを抱えながら急いでお世話できる場所を探すこともありますよね。

ベビールームが見つからなければ多機能トイレを利用しますが、長時間の利用となると他の利用者の方が気になります。また、ベビールームがある場合でも、男性だけだと授乳室のあるベビールームには入りにくいということもあるかもしれません。

そんな悩みをサポートしてくれる個室型のベビーケアルームが埼玉高速鉄道の全駅に設置されるという情報を知り、3月28日の設置初日に浦和美園駅で開催されたお披露目会に参加してきました。

ベビーケアルーム設置の経緯

医療法人社団Sunny理事長 埼玉高速鉄道株式会社 代表取締役社長 Trim株式会社 代表取締役
医療法人社団Sunny理事長 埼玉高速鉄道株式会社 代表取締役社長 Trim株式会社 代表取締役

埼玉高速鉄道の全駅に設置されるベビーケアルームmamaro(ママロ)」は、戸塚安行駅から徒歩2分の立地にあるSunnyキッズクリニック(医療法人社団Sunny)からの寄贈。

理事長が商業施設で「mamaro」を見かけて、クリニックの最寄り駅に設置したいと考えていたところ、埼玉高速鉄道の駅事務室内に授乳スペースが設けられたニュースを知り、「mamaro」の設置を提案したことがきっかけとのこと。

子育て世代の多い埼玉高速鉄道沿線の住民の不安を減らし、子育てにやさしい住みやすい街づくりを目指すという理念が一致して全駅に設置されることになったそうです。

利用体験レポート

外観
外観

個室内の広さは1畳ほど。お子さん数名と一緒に入れるのはもちろん、大人2人が向かい合って座っても足元に余裕がありました。荷物をかけられるフックもあるので、手荷物が多くても安心です。

ソファーに座った様子、写真右上は羽根なし送風機
ソファーに座った様子、写真右上は羽根なし送風機

ソファーは落ち着いて座れる広さ。右手側肘掛けにはモニターを操作するパッドとコンセントが配置され、哺乳瓶や離乳食の容器などを置けるスペースもあります。

写真右上の羽根なし送風機は、頭をぶつけてしまっても心配ないように配慮された素材が使用されているそうです。

ソファーに座った正面にはモニターがあります
ソファーに座った正面にはモニターがあります

ソファーに座って正面にあるモニターは、「mamaro」の使用方法や育児情報などを表示。スツールを移動させてソファーと並べると、赤ちゃんを寝かせておむつ替えもできます。

この日は鍵を閉めて利用していないのですが、鍵付きの個室になっているので周りの目を気にすることなく安心して授乳やおむつ替えができると感じました。

駅構内の設置場所

3月28日の設置初日は浦和美園駅と戸塚安行駅で使用開始、その他の駅(東川口駅、新井宿駅、鳩ヶ谷駅、南鳩ヶ谷駅、川口元郷駅)は3月~5月にかけて順次設置されます。

戸塚安行駅 設置場所

改札外の通路、1番出口方面に設置されています。

1番出口方面の通路にあります
1番出口方面の通路にあります

浦和美園駅 設置場所

改札内のガチャガチャコーナー裏側に設置されます(お披露目会では改札正面のコンコースに設置されていました)。改札内ですが、駅係員に声かけすれば鉄道利用ではなくても利用できるそうです。

子育て世代が安心してお出かけできる環境をサポートしてくれる取り組みがあることは、沿線近隣に住む私たち川口市民にとって心強いですね。

医療法人社団Sunny Sunnyキッズクリニック 戸塚安行院
住所:埼玉県川口市戸塚南1-1-5
アクセス:埼玉高速鉄道「戸塚安行駅」より徒歩2分

埼玉高速鉄道株式会社 プレスリリース

Trim株式会社「mamaro(ママロ)」

地域情報発信ライター(川口市)

2018年から埼玉県川口市に住みはじめました。まだまだ知らない川口市をあちこち巡って、新しいお店やお出かけスポットを探しています。私と同じように住みはじめて間もない人はもちろん、長年住み続けている人にも新たな発見になるような川口市のおすすめ情報をお届けします。

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