【ダイソー】お値段以上の高級感!550円で買える洗濯洗剤の洗浄力がすごい
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。
100円ショップ「ダイソー」が展開するワンランク上の均一ショップ「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ byダイソー)から洗濯用の洗剤と柔軟剤が新発売されたので使ってみました。
400mlで税込550円は高めかなと思いましたが、使ってみると思った以上に仕上がりが良かったのでレビューします。
ダイソーで洗剤を買っても大丈夫なのかな?と心配な方はよかったら参考にしてください。
スタンダードプロダクツ 洗濯洗剤&柔軟剤の概要
名称:洗濯洗剤 鈴蘭(すずらん)とすみれ草の香
価格:550円(税込)
洗濯コスト(水30Lの場合):約27.5円
内容量:400g
液性:弱アルカリ性
原産国:日本
JANコート:4550480223827
成分:界面活性剤18%[ポリオキシエチレンアルキルエーテル、純石けん分(脂肪酸ナトリウム)]、水軟化剤、防腐剤、香料
老舗の石けんメーカーとダイソーとの共同開発「昔ながらの釜焚き製法」で作られた純石けん配合した合成洗剤です。
肌に優しく生分解性のよい純石けんと使用料が少なくて済む合成洗剤の良いところを合わせたオールラウンダーな洗剤。
名称:柔軟剤 鈴蘭(すずらん)とすみれ草の香り
価格:550円(税込)
洗濯コスト(水30Lの場合):約27.5円
内容量:400g
原産国:日本
JANコート:4550480223889
成分:界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、安定化剤(エチレングリコール)、粘度調整剤、pH調整剤、香料
香り付けが主な目的になりつつある柔軟剤ですが、香りづけよりも仕上がりにこだわって作られたのがスタンダードプロダクツの柔軟剤です。
洗濯洗剤、柔軟剤ともに香りは3種類
・鈴蘭とすみれ草(フローラル系)
・野草と花のサボン(サボン系)
・森とシトラス(ウッド系)
洗剤と柔軟剤で同じ香りが使えるので、変に香りが混ざらなくていいですね。
洗濯洗剤でウッド系は珍しいなと思いましたが、今回はフローラルなのに爽やかな香りだった「鈴蘭とすみれ草」をチョイスしました。
サイズ展開は400mlで550円(税込)と1000mlで1100円(税込)
1000mlを購入するほうが少しコスパはよくなりますが、初めてつかう洗剤で1000mlを買うのは勇気が入りま。
最初から大容量を発売するスタンダードプロダクツによっぽど “自信” があるんだなと感じます。
では実際に使って洗浄力と仕上がりを確かめます。
洗浄力テストの方法
口紅、卵、醤油、ボールペン、果汁、ソース、ミートソース、カレー、ごま油といった9つの汚れをつけた布を洗濯ものと一緒に洗って汚れ落ちを5段階評価で点数をつけます。
★★★★★ 肉眼で見えなくなったら黒星
☆☆☆☆☆ まったく落ちていない場合は白星
★黒星が多いほど、汚れ落ちが良いということです。
消臭力チェックの方法
消臭テストに使ったのは夫の加齢臭が染み込んだ枕カバー。
ニオイは『ニオイチェッカー』という体臭感知器を使って数値化。
実際に鼻でニオイをかいだ結果と合わせて5段階評価で点数をつけます。
プロダクツスタンダードの洗剤と柔軟剤の仕上がりを比べた結果
今回は他の洗剤と比べるほうがわかりやすいかなと、液体洗剤の中で平均的な汚れ落ちの洗剤と比べてみました。
【平均的な液体洗剤の仕上がり】
口紅2点、卵3点、醤油5点、ボールペン3点、果汁4点、ソース3点、ミートソース3点、カレー3点、ごま油5点
洗浄力合計 31点
消臭力 4点
【スタンダードプロダクツの洗剤】
口紅3点、卵4点、醤油5点、ボールペン4点、果汁4点、ソース4点、ミートソース3点、カレー4点、ごま油5点
洗浄力合計 36点
消臭力 4点
スタンダードプロダクツの洗濯洗剤は洗浄力が高く、液体洗剤よりも洗浄力の高い粉末洗剤と勝るとも劣らない汚れ落ちです。液体洗剤では間違いなくトップクラスです。
消臭力が少々弱いかなと感じたものの、香りで誤魔化すことなくここまで消臭できるのは優秀です。
一緒にタオルを洗ったんですが、仕上がりは柔軟剤を使ったかのようにしなやか。
肌触りは石けん洗剤で洗ったときのような軽やかさがあります。
ことらは柔軟剤なしであらったものの柔軟剤あり洗ったあとのタオルのパイルの立ち上がり具合を比べたものです。
柔軟剤を使ったほうは使わなかったものに比べてパイルの弾力が増してふんわりした仕上がりになりました。
ただ柔軟剤なしでもタオルはゴワゴワにはなることなく肌にあてても痛みなど感じません。柔軟剤をつかったかのような仕上がりなります。
個人的には柔軟剤はなくてもいいんじゃないかなと感じました。
香りは洗濯中は香っていますが、乾くと微かな香りが残るのみです。
香りを残したい人には物足りなく感じるかもしれませんが、柔軟剤の香りが苦手な方には大きなメリットになりますね。
タオルを顔を埋めると、かすかに爽やかな香りがして気持ちいいです。
スタンダードプロダクツ洗濯洗剤&柔軟剤 まとめ
【良かった点】
・洗浄力が高い
・蛍光剤不使用で淡い色の服にも洗える
・仕上がりの質感に高級感がある
・柔軟剤がなくても柔らかく仕上がる
・洗濯時にだけ爽やかに香る
洗浄力の高さは液体洗剤の中でもトップクラスです。弱アルカリ性なのでウールやシルクといったデリケート衣類は洗えませんが、普段着の汚れをしっかり汚れを落としてくれる洗剤です。
洗濯中は自然で爽やかな香りがするのでとても気持ちいいです。
【残念だった点】
・乾いた後に香りはほとんど残らない
・弱アルカリ性なのでデリケート衣類には使えない
・コストが高め
・販売経路が少ない
洗剤、柔軟剤ともに洗濯時には香りますが、乾いてしまうとほどんど香りは残りません。
日常的に香水を使っている人や柔軟剤の香りが苦手な方にはいいですが、しっかり香りを付けたい人には不向きです。
水30Lで洗った場合、1回の洗濯コストは約27.5円。
液体洗剤の平均が20円前後なので、けっして安い洗剤ではありませんが、柔軟剤なしで使っても優しい質感に仕上がるので、普段柔軟剤を使ってる方が柔軟剤なしで使用するとなるとコスパは良くなります。
ドラックストアで購入できる同コストの洗剤よりも正直、仕上がりは抜群に良いです。
仕上がりを考えるとむしろコストパフォーマンスのよい洗剤だと感じました。正直このレベルの洗剤が400ml550円で購入できるのは驚きです。
最大のデメリットは販売経路の少なさだと思います。ダイソーの店舗は全国に4000店以上ありますが、スタンダートプロダクツはまだ50店舗弱。2023年現在ではネット通販もしていません。
近くに店舗がない場合は、購入するのが難しいのが最大のデメリットになります。
使いやすい洗剤く仕上がりに高級感もあるので、もしスタンダードプロダクツの店舗が近くにあれば、一度試してみるのも良いのではないでしょうか?