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【京都市】『雨宝院(西陣聖天)』で日本最古の歓喜天や千手観音立像を拝みパワーチャージ♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

​「雨宝院」は、通称『西陣聖天』さんとして親しまれています。弘法大師を開基とする寺で、「北向山 雨宝院 大聖歓喜寺」といいます。

昭和17年までは秘仏だった千手観音様を拝観できるとありました。写真かだけでもかなりのパワーを感じます!

小道に面したその入り口は、通り過ぎてしまいそうなくらいのものですが、「西陣聖天、大聖歓喜天」と書かれた大きな赤い提灯が目印。

境内にはいると広く、パワーが満ち溢れていることを感じます。

着物などの「西陣織」でも知られる、西陣エリアにある「雨宝院」さんは、境内南側に西陣五名水の一つ染殿井(そめどのい)があり染色に適した水なので、西陣が織りと染めに適した場所だとされたのでしょうね。

釣られた提灯に書かれた全ての神や仏が境内にいらっしゃいました。

もちろん、弁財天様もいらっしゃいます。七福神のお一人で、金運や芸能によいとされる弁財天様。しっかり手を合わせます。

弘法大師が嵯峨天皇の御脳平癒のために、玉体に御等身の歓喜天を一刀三礼し、祈願して霊験を発光させて以来、東寺とともに皇城鎮護として栄えた大伽藍でした。

象頭人身の「日本最古の歓喜天」は、本堂に安置されている本尊である「聖天」さんのこと。 歓喜天(大聖歓喜天)はお聖天さんという名前で親しまれるいる、パワフルな神様と言われます。インドのヒンズー教で「ガネーシャ」と称される神様のことだそうです。

聖天さん関連の寺では、大根が2本重なった形で描かれているのを目にします。

像の頭に、男女2像が抱き合った姿の像頭人身の歓喜天として、日本最古のものがここにはあると言われています。

真言宗のお寺でありながら、石の鳥居があるので、神仏習合の祈りの場であることがわかりますね。

お参りに来ていた人の話では、4月中旬には、歓喜ザクラという八重桜が境内を華やかにしてくれるそうです。シャクナゲ、ツツジ、ボタン、彼岸花、ツワブキ、沈丁花、椿など四季折々の植物が境内にあるそう。

多くの狸さんたちも出迎えてくれて、ほっこりした気分にさせてくれます。

パワーチャージされたことをしっかり確認するかのように、御神籤を最後に引いてみました!

「大吉!」と書かれた御神籤を狸さんたちも喜んでくれてるかのようでした♪

なにか、いいことが起こる気がします…

日本最古の歓喜天さま、七福神、不動明王、空海など様々な神様仏様にお参りをさせてもらい、西陣五名水の一つである「染井戸」のお水もいただきました。

商売繁盛の神様としても信仰され、商売人の参拝者が多い『雨宝院』さんで、自然の恵みがもたらすパワースポットでパワーチャージされてみてください〜♪

雨宝院(西陣聖天)
京都市上京区智恵光院通上立売通上ル聖天町9-3
9:00~17:00

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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