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TWICEチェヨン熱愛 韓国での2つの視点 「タイプが一貫」「なんでジヒョと対応違う?」

(写真:Splash/アフロ)

4月5日、K-POPガールズグループ「TWICE」のメンバー、チェヨンとソロ歌手のZionT(ザイオン・ティ)の熱愛が報じられた。

二人は知人の紹介で出会い、6ヶ月間の交際を続けているという。ソウルの江南エリアにある高級住宅街、韓南洞や延南洞でデートを楽しむ姿が目撃されていた。

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関連ニュースの韓国国内報道を見るに、興味深い視点が2つある。

第一の視点は、チェヨンが一貫して同じタイプを好むという点だ。

チェヨンは2021年のウェブバラエティ番組「トルキーズ・オン・ザ・ブロック」に出演した際、「ちょっと病弱そうで退廃的でセクシーな雰囲気の」について言及し、ハリウッド俳優のティモシー・シャラメを例に挙げたこともあった。

また、「エクスポニュース」は、チェヨンにはかつて2020年11月、タトゥーアーティストのチムファサとの熱愛説が浮上したことがある点を紹介した。当時、オンラインコミュニティには、二人が一緒に海外旅行に行ったという書き込みや、大型マートで買い物を楽しむ姿が目撃されたという証言が相次いだ。さらに、カップルリングをしていた点や、チェヨンが継続的にタトゥーを増やしていた点、チェヨンの弟がチムファサの個人チャンネルをフォローしていた状況証拠なども、熱愛説に信憑性を与えた。

今回、熱愛を認めたZionT(ザイオン・ティ)もどこか似た雰囲気がある、と韓国のネットユーザーたちは見ているようだ。「年上」という共通点もある。

「WikiTree」はオンラインコミュニティ「theqoo」のユーザーのコメントを紹介している。

「儚い退廃美のある人が理想型って本当だったんだ」

「好みが一貫してるね」

「チェヨンの好みはいつも同じだ」

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2つ目の視点は、所属事務所のJYPエンターテインメントの対応の違いだ。

2週間前、TWICEのジヒョとスケルトン金メダリストのユン・ソンビンの熱愛説が報じられた。この際、JYPエンターテインメントは「プライベートな部分なので確認が難しい」と慎重な立場を取った。

「エクスポーツ」は5日の記事「ジヒョは『私生活』なのに...チェヨンはZionTとの熱愛を認める」という記事で、先月にあった同じTWICEのジヒョの熱愛報道との違いをこう論じている。

「先月浮上したジヒョの熱愛説とは異なる雰囲気だ。ジヒョは元スケルトン選手のユン・ソンビンとの熱愛説が報じられた。二人が1年間交際しており、お互いの家を行き来しながらデートを楽しんでいたという報道が出たのだ。彼らが恋人関係に発展したきっかけも知人の紹介だった」

「しかし、所属事務所は『私生活の部分なので確認しづらい。ご理解をお願いします』と言葉を控えめにした。この内容は『事実無根』という言葉でも『熱愛は事実』と認める言葉でもなかった。肯定でもなく、否定でもない答えを出したため、大衆は実質的に2人が交際中だと判断してきた」

一方、今回のチェヨンの熱愛説に対しては、「二人が好感を持って会っている」と、交際を認める姿勢を見せた。

この点に関して、「JTBC」は「ジヒョは"確認出来ない"、チェヨンは熱愛認める...同じグループで対応に差」という記事を記し、そのなかで「ある関係者」のコメントとしてこういった点を伝えている。

「事務所の立場の違いというよりは、当事者の意見が反映された結果だと思われる」

今年デビュー10年目を迎えるTWICEのメンバーたちは、事務所の意向よりも自分たちの意志を尊重してほしいと要求したはずで、それに合わせて事務所が立場を発表したのではないか、という。

その根拠として「偶然にも二人とも過去に公開熱愛説があり、むしろその時はジヒョが認め、チェヨンは確認できない、と答えていた」とも紹介している。

吉崎エイジーニョ ニュースコラム&ノンフィクション。専門は「朝鮮半島地域研究」。よって時事問題からK-POP、スポーツまで幅広く書きます。大阪外大(現阪大外国語学部)地域文化学科朝鮮語専攻卒。20代より日韓両国の媒体で「日韓サッカーニュースコラム」を執筆。「どのジャンルよりも正面衝突する日韓関係」を見てきました。サッカー専門のつもりが人生ままならず。ペンネームはそのままでやっています。本名英治。「Yahoo! 個人」月間MVAを2度受賞。北九州市小倉北区出身。仕事ご依頼はXのDMまでお願いいたします。

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