【3Dプリンター】ダイソーのBB弾を使ったボールベアリングを作ってみた
以前、3Dプリンターで一発印刷できるベアリングを作ってみました
(詳細はご覧になってみてください↓)
※ヤフーエキスパートの過去記事です
このベアリング、3Dプリンターで一発印刷できるのがいいんだけど、玉に瑕なのが(ボールだけに)最初の定着がやたらに難しいこと。
つまり、印刷を失敗する可能性が結構あるんですよ。
てことで、ネット調べてみたら、どうやら一般的にはBB弾を使ってボールベアリングを3Dプリンターで作ってるらしいのです。
しかも、ダイソーの100円のBB弾を使うとかなんとか。
やだ、何これ面白そう!
投稿サイトから3Dデータをダウンロードできるんだけど、それじゃあ何かつまらないし、データのアレンジもできやしない。
そんなわけで、自分で作ってみた
内部レースを作る技術がまだなかったので、シンプルに「穴からBB弾を入れる」仕様に。
100均のBB弾で精度がよくわからないので、クリアランスはレースの内外0.3mmずつとやや大きめにとってみた。
BB弾 約Φ6.0
クリアランス R3.3(Φ6.6)
球数 15個
内径 20.0
外径 40.0
厚み 12mm
投入口 Φ7.0
印刷できたのがこちら。
レースを合わせて、あらかじめ作っておいた穴からBB弾を入れていきます。
(この作業が地味に楽しい)
入るだけ詰め込んだら15個入りました。
なんか大きさ的にもまんまバイクに使ってる普通のボールベアリングっぽい。
そして回してみると・・・
あらやだ、すんなり回っちゃいました。
しかもかなりスムーズに回ります。
指ではじくと「シャーーー」と回ってくれる。すっげぇじゃん。
・・・つっても、クリアランスを多めに取ったせいもあってガタつきが多いけど。
だけど、実際作ってみるとこれは面白いですね。かなり楽しい。
なんたって3Dプリンターだから、レースの内側も外側も形状は自由自在だから、このベアリングをベースにして回転するもんだったらあらゆるものが作れちゃうってことですよね。
BB弾を使ったボールベアリング、これはありです!
クリアランスを変えたりとかして微調整しながら、また挑戦してみましょう。