【3Dプリンター】ボールベアリングを作ってみたら→回っちゃったよ、オイ!?
【回るの?】3Dプリンターでボールベアリングを作ってみたら
3Dプリンターでボールベアリングを一発で作れるか?という話ですが、結論から言うと「できます」でした。実際にやってみたら、しっかり回るベアリングが完成しました。
■「どうせ回らないだろう」と思ってたら…
正直、「3Dプリントでベアリングを出力できても、回るわけないだろう」とタカをくくってました。半分冗談で試してみたんです。でも、結果はなんと「回るじゃん、これ!」という予想外の展開。
■プリント直後は回らないけど…
出力した直後は案の定、パーツ同士がくっついてて回りませんでした。
ところが、レース部分(ボールがハマってるリングみたいなとこ)をグリグリ無理やり回そうとしたら、少しずつボールがほぐれてきて、だんだんスムーズに回転するようになったんです。回してるうちにどんどん軽く回るようになってきて、最終的にはくるくる回る感じがかわいいというか、すごく楽しい!
■シリコンスプレーを使ったらさらにスムーズに
試しにシリコンスプレーをシュッとひと吹きしたら、「シャーーーッ」といい音を立てて、さらに軽やかに回転するようになりました。ここまで回るとは正直思わなかったので、ちょっと感動。
■設定のポイント
今回のベアリングには直径8ミリのボールをキツキツで並べて、ボールとレースのクリアランス(隙間)はわずか0.2mmにしました。それでもちゃんと回転するなんて、3Dプリント技術の進化はすごいですね。
■今後の可能性は無限大!
「回る」というのが確認できたので、あとは形を自由にアレンジできます。3Dプリントなら、自分のアイデア次第でどんな形にもできるので、いろんな用途に応用できそうです。こんな小さなベアリングひとつで、ここまでワクワクするとは思いませんでした!