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朝から大泣きしていた息子がコロっと変わった。スムーズに支度ができた親の関わりの変化

にこはな4人の子どもと育つママ/モンテの視点を子育てに

4児のママ、にこはなです。Instagramでは、暮らしの中でできるモンテッソーリ教育ベースの土台をつくる子どもとの関わり方を紹介しています。

ある日、我が家の次男、朝起こすとグズグズ泣けてしまい、もっと寝たかったのー!!と。普段はそんなことはないのですが、何を言っても聞く耳をもたず、その日は泣いていました。

次男は小学校2年生。ダウン症があり、発達年齢ではまだ3歳半ごろ。

どうにも泣けて動かない。そんな次男に、少し対応を変えただけで、ころっと変化した出来事を書いてみようと思います。

ぴたっと泣き止んだ方法は…

親としては、せまりくる登校時間に出勤時間…つい、時間ないよ。遅刻するよ。などと、あせらせる言葉を言いたくなってしまうのですが…。

何をしても、この日の次男は、もう少し寝たかったの一点張り。

遅刻することを覚悟し、一旦次男の想いを受け止めようと、ぎゅっと抱きしめて、もう少し寝たかったんだね。ごめんね。というと、ぴたっと泣き止んだんです。

そう、次男は、もう少し寝たかったという気持ちを、ただただ受け止めて、わかってほしかった。それだけだったんです。じゃあ、もう少し寝ようか。と、試しに寝室まで一緒に行くと…。一度横になった次男ですが、3分もしないうちに、自分で満足し、ご飯食べる!と起きてきて、ご機嫌で支度をし始めました。

自分の想いをわかってもらえたことで、満たされ、切り替えられたのだと思います。

もし、この気持ちに気づかずに、無理やり準備させ、時間がないあせりから親が怒ってしまい、次男の気持ちを無視していたら…。お互いに悲しい気持ちのまま一日過ごし、パパやママは自分の気持ちをわかってくれないと、次の日も同じようになり、繰り返してしまうことや、学校に行くのが嫌になることもあるかもしれません。

結果的には、時間は遅くなり、バスに乗ることができないので、片道30分の道のりを送ることにはなってしまったのですが…。この気持ちに気づくことができ、受け止め、笑顔で一日を過ごすことができるので、これでよかったと思っています。

行動には、子どもなりの理由。があるんです。それを、大人の都合や価値観にあてはめず、子どもの様子をよく観察し、言葉を聞き、この子が今、一番伝えたいことは何だろう。と、考える。そうすることで、子どもは自分の気持ち理解してくたことが嬉しくて、気持ちが満たされることで、前を向いて行動できる。

そんなことを実感した出来事でした。

大人がかわると子どももかわる

モンテッソーリ教育と聞くと、なんだか難しく感じてしまう方も多いのですが、実はとっても関わり方はシンプル。そして、知っておくことで、子どもを観る目も自然とかわり、穏やかな気持ちになる大人も多いんです。

ぜひ、泣いて泣いてどうしようもない。そんな時は、抱きしめて、気持ちに共感することから意識してみて下さい。

子どものサインを見逃さず、子どもの成長を見守ることで、子育てが楽しいものになりますように。

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4人の子どもと育つママ/モンテの視点を子育てに

モンテッソーリ教師資格取得中の4児のママ。産婦人科/NICU/小児科で看護師として勤務。ダウン症のある次男を出産後に退職。現在は保育園や障がい者福祉施設、放課後デイなどをまわり支援する看護師として勤務する傍らフォロワー5万人越えのInstagramを中心にSNSで日々の子育ての気づきや関わりを発信

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