【イヤイヤ期】自分でやりたいけどできずに手を出すと怒る子に効果的!子どもが育つ声かけ方法
4児のママ、にこはなです。Instagramでは、暮らしの中でできるモンテッソーリ教育ベースの土台をつくる子どもとの関わり方を紹介しています。
我が家の末っ子は、3歳になったところなんですが、あれもこれも自分でやりたい。やってみたい気持ちがあふれています。やってみるんだけどうまくできない。でもどうしてもやりたい。みかねて手伝おうとすると泣いて怒る。この時期の子を持つ親御さんから、よく聞くお悩みなんですよね。
今回は、私も我が子に実践している、今日から実践できるこの時期の子どもとの関わり方についてご紹介します。
大人の出来たと子どもの出来たは違うことを知る
実は、大きなポイントはここだったりします。
例えば、子どもが、卵を割ってみたいとします。
子どもにとって、卵を割るということは、たまごがぐちゃぐちゃになろうと、殻がはいろうと、手が汚れようと。割って中身がでてきたら、出来たんです。
大人はどうでしょうか?ぱかっときれいにわれてこそ、上手に出来たと思うかもしれませんが、子どもにとっては、そうではなく、やってみたら、中身がでてきたことで、できた!!と思っていて、それをたくさん認めて欲しいんですよね。
そう、子どもなりの出来た。があるんです。それを、大人の価値観にあてはめず、認めていくことが何よりも大切です。
どうしても、大人の出来たと、子どもの出来たは違うし、ギャップがあるものなんですが、大人がそれを理解し、子どもなりの出来たを認めていくことで、子どもの出来た!と思っている嬉しい気持ちが、良くも悪くもなってしまうんです。
今、やりたい!やってみたい!!と子どもの気持ちが、内側から湧き出てくるのって、とってもすごいこと。そんなは、子どもが一番吸収するタイミングです。そんなタイミングで、自分なりにやってみること。そして、子どもなりに出来たことを認めてもらることで、それが達成感や喜びになっていきます。
そしてそれは、自己肯定感や自信となり、自分はできる。もっとやってみたい。あれもやってみよう。と、次への挑戦へとつながっていきます。
大人が出来ることは、我慢すること
そう。大人の我慢が、ここでは大事になってきます。
子どもに対して、大人は正しい方法を教えなければと思うと、手をだしたくなるし、これはちがう!!と言いたくなってしまうけれど、やり方を伝えたら、あとは子どもを信じ、時には我慢して見守る忍耐が子どもの育ちを助けてくれるんです。
それでももし、これは言わなきゃ…。ということがある時。
例えば、卵の殻が割れた時に、盛大に入ってしまった。手がたくさん汚れてしまった。とします。そんな時はどうするか。「あーあ、殻いっぱいだね。」「わ!手が汚くなったね。」って一言目に言われたら、達成感でいっぱいだった子どもの顔は、どうなるでしょう。きっと、あれ?失敗だったのかな?できなかったのかな?と思ってしまいますよね。
そんな時はやれたこと、できたことをまずは認めることを優先しましょう。すごい!!卵の殻がわれたね。出来たね。と一緒に喜び、認めたその上で、あ、殻がたくさん入ってる。どうしようか?とか、みてみて、手に卵がついてるね。とか。伝えるだけでよいんです。
出来たけど、子どもがそうなった時にどうするかを、気づくことが出来るきっかけをつくっていく。殻をスプーンですくってみようか。とか、手を洗えば大丈夫だね。とか。子どもに対処法を伝えてあげましょう。
大人がかわると子どももかわる
モンテッソーリ教育と聞くと、なんだか難しく感じてしまう方も多いのですが、実はとっても関わり方はシンプル。そして、知っておくことで、子どもを観る目も自然とかわり、穏やかな気持ちになる大人も多いんです。
ぜひ、今日から子どもが出来たことを、まずは認める。そんなことを意識してみて下さい。
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まとめ
モンテッソーリ教育というと、難しい気がする方も多いですが、日常につながる大切な動作につながる遊びや関わりがたくさん。
特別な教具がなくても、おうちでたくさんアレンジして遊んだり、子どもと関わることで、エッセンスを取り入れることが出来ます。
子どもがその動きを学びたいサインを見逃さず、子どもの成長を見守ることで、子育てが楽しいものになりますように。