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HSPの私が仕事を辞めて田舎暮らしを始めた話

DIY-FUFUDIYクリエイター | 地方移住者 | 家庭菜園家

私たちは夫婦で築40年の自宅をDIYリノベーションしています。
InstagramYouTubeで過程を発信してますので、よかったらそちらもチェックしてください。

私たちは2年半前に夫婦で田舎に移住しました。
きっかけは都会の喧騒に疲れたから。そして、生き方や働き方を見直そうと考えたからです。

本記事では、HSP(敏感で繊細な気質)の観点から田舎暮らしのメリット、デメリットを紹介します。同じような悩みをお持ちの方のお役に立てれば幸いです。

HSPが生きやすい社会とは

今までHSPという気質のせいで、人の気持ちやその場の空気を読みすぎて疲れたり、些細なことでも傷付いたり。

敏感で繊細というと聞こえはいいかもしれませんが、幾度となく人間関係に悩んできました。

HSPの人は想像以上に疲れが溜まりやすいです。
自分らしくいれるところはここじゃない、悪口陰口が飛び交うような職場から離れよう、環境を変えようと決めました。

ちょうど旦那も、長年勤めた職場を早期退職しフリーで働き始めるタイミングだったことと、旦那も同じ思いだったこともあり夫婦で田舎移住することを決意。

自分にとって丁度いい「田舎」を見つけるために、色んな田舎をめぐりめぐって今の土地を発見しました。

田舎暮らしのメリット〜HSPの観点から〜

静かで刺激が少ない

都会では色んな音が聞こえっぱなし。車やバイクの音、救急車のサイレン、クラクション音、人の話し声、子どもの泣き声、などなど。

その環境に慣れてしまっていましたが、田舎暮らしを始めて刺激の多い中で暮らしていたことを実感しました。

刺激が多い中だと、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまいます。

田舎の夜は、本当に静かです。

考え事をしたり瞑想をしたり、自分と向き合う時間ができました。

全体的にゆとりのある人が多い

ありがたいことにご近所さんも良い方ばかりで、「寒いねぇ」と声をかけてくれ、大量に野菜をくださったり。

全員が全員そうではないのかもしれませんが、スーパーで会う人、散歩中すれ違う人、ご近所さん、みなさん余裕があるというか。

生き急いでいない感じがとても心地いいです。

HSPは色んな情報を敏感にキャッチしやすいので、ゆったりとしたペースの中で生きることができるのはありがたいことです。

必要以上に人に会わなくて済む

都市部に住んでいた頃は、どこに行くにも人が多くて時間がかかって疲れていました。

田舎では、満員電車に揺られたり、渋滞に巻き込まれることは一切なくなり、今は在宅で仕事をしているため必要最低限の人付き合いで済んでいます。

現在の社会では悩みの9割が人間関係と言われますので、人間関係でのストレスが軽減されただけでかなり心は軽くなりました。

田舎暮らしのデメリット〜HSPの観点から〜

ご近所付き合いが大変なケースもある

田舎特有の自治会での行事などがあるため、ご近所さんとのお付き合いは大切になってきます。

私の移住先は皆さん良い方ばかりでしたが、そうでないこともあるようですね。
やはり移住先を決める前には、下調べが肝心です。

実際に住まなくても、不動産やさんや先人の移住者の方などから、ある程度の情報は聞くことができるので、確かめておきましょう。

田舎は噂が広まりやすい

田舎の噂は光並みに早く広がります。
例えば私の場合在宅ワーカーなので、ずっと家にいるとなると…

「あの人何してるんだろう」などと憶測や色々な噂が立つことも。
突然「昨日は帰り遅かったんだねぇ?」なんて聞かれることあります。

いつも気にかけてくれていると言えば聞こえばいいですが、若干の監視されている感は否めないかもしれませんね。

悪い噂が立たないように、日頃から気持ちよく挨拶をしたり、村の行事は参加したりするなどの最低限の付き合いは必要となります。

まとめ

HSPの人は本当に疲れやすいので、受け取る情報を制限したり、疲れやストレスをうまく発散する方法を見つけることが大切です。

その一つの手段として、私は「田舎暮らし」をおすすめします。

ある程度の人付き合いは必要ですが、都会暮らしと比べて刺激や情報量が大幅に減う上に、時間や心にもゆとりが生まれます。

都会の喧騒に疲れた方は一度、田舎でほっと一息つきませんか?
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

DIYクリエイター | 地方移住者 | 家庭菜園家

築40年の100万円物件をDIYでセルフリノベしている30代夫婦です。DIY/地方移住/家庭菜園をテーマに記事を書いています。子育てにも奮闘中。合言葉は「すべては味と思い出」。

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