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「強い棋士と指して課題がたくさん見えてきました」豊島将之前叡王(31)コメント

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

豊島将之前叡王「途中まではけっこう難しかったと思うんですけど。(68手目)△8四銀と引かされる展開になったので、苦しいのかなと思いました。ちょっとその前の手順に問題があったと思います。(五番勝負を振り返って)やっぱり苦しい将棋が多かった印象ですね。(王位戦七番勝負と叡王戦五番勝負、藤井聡太新叡王と盤をはさむ時間が長かったが)そうですね、まあやっぱり、強い棋士と指して課題がたくさん見えてきましたし、勉強になった10局だったかな、というふうに思います。(竜王戦七番勝負でも藤井新叡王と盤をはさむことになるが)短期間で修正できるところをして、1か月準備をしてがんばりたいと思います」

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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