高たんぱく質を実現した “お揚げとお揚げのきつねそば”と“鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン”をレビュー
「お揚げとお揚げのきつねそば」と「鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン」を食べてみました。(2023年3月27日発売・東洋水産)
この商品は、従来の美味しさはそのままに、“たんぱく質”を多く含む“油揚げ”や鶏肉をふんだんに使用したことで高たんぱく質を両立した新しいスタイルのカップ麺です。
それも…鰹と昆布の旨味をベースに醤油で仕上げた“蕎麦つゆ”に2種類の“油揚げ”や歯切れの良い蕎麦を合わせた“お揚げとお揚げのきつねそば”と、ポークの旨味をベースにチキンと野菜の旨味をバランス良く合わせた豚骨スープに仕上げ、2種類の鶏肉と硬めの中細フライ麺を合わせた“鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン”となっております。
お揚げとお揚げのきつねそば
では、はじめに“お揚げとお揚げのきつねそば”がどれほど鰹や昆布の出汁に醤油を合わせた染み渡る“蕎麦つゆ”に仕上げているのか?“たんぱく質”を含む“一枚揚げ”と“刻み揚げ”といった2種類の“油揚げ”から滲み出す甘みや旨味、そして“そば粉”を練り込んだ歯切れの良い風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(90g)当たり401kcal。
食塩相当量は4.6gです。
次に原材料を見てみると、シリーズらしい鰹や昆布など魚介出汁の旨味を利かせた深みのある“つゆ”に仕上げ、そこに“一枚揚げ”と“刻み揚げ”といった2種類の“油揚げ”から滲み出す甘みや旨味が絶妙にマッチした染み渡る味わいを想像させる材料が並びます。(コラーゲンペプチドといった材料が印象的。)
続いてフタを開けてみると具材などがすでに入っていて、他には粉末スープと記載された調味料がひとつ入っています。
では、粉末スープを入れて熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:360ml)
そして出来上がりによくかき混ぜたところがこちら。
麺は“そば粉”をしっかりと練り込み、ほどよい弾力と歯切れの強いコシを併せ持ったすすり心地の良い風味豊かな仕上がりとなっていて、この辺りに関しては申し分ありません。
トッピングには大きな“一枚揚げ”の他に“刻み揚げ”・かまぼこ・“ねぎ”が使用されており、特にこの“一枚揚げ”には厚みのあるボリューム感はもちろん、“油揚げ”特有の旨味や甘みが滲み出るものの…甘みが若干気になるので、ほどよく“つゆ”と馴染ませる程度で味わっていくとちょうど良いかと思われます。
スープは、鰹や昆布などの魚介出汁に醤油をバランス良く合わせたじんわりと染み渡る“蕎麦つゆ”を表現、そこに具材として使用された2種類の“油揚げ”から旨味や甘み、ほどよい油分などが滲み出すことで深みのある味わいが際立ち、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな安定感のあるテイストとなっています。さすが美味しさと高たんぱく質を両立させた新たなスタイルのカップ麺というだけあって旨味に関して気になる点はありません。
鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン
続いて“鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン”がどれほどポークをベースにチキンや野菜の旨味を利かせたあっさりとした中にも深みのある味わいに仕上がっているのか?“たんぱく質”を含む2種類の鶏肉から滲み出す旨味、そして豚骨ラーメンにぴったりな硬めのフライ麺との相性などじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(98g)当たり455kcal。
食塩相当量は4.6gです。
次に原材料を見てみると、ポークをベースにチキンや野菜の旨味を利かせ、たんぱく質”を含む深みのある豚骨スープに仕上げ、そこに2種類の鶏肉から滲み出す旨味が絶妙にマッチした後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。(やはりこちらにもコラーゲンペプチドが記載されています。)
続いてフタを開けてみると、2種類の粉末スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
では、2種類の粉末スープと“かやく”を入れて熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:360ml)
そして出来上がりにしっかりと混ぜたところがこちら。
豚骨スープというだけあって乳化感のある白濁としたスープに2種類の鶏肉からも良い旨味が滲み出しているようにも感じられ、特にサラッとした仕上がり具合からして非常にあっさりとした味わいが楽しめそうです。
麺は、ほどよい弾力と歯切れの強いコシを併せ持ったすすり心地の良い角刃の中細フライ麺が採用されており、豚骨ラーメンにぴったりな硬めの仕上がりとなっています。
トッピングにはこちらの味付チキンダイスをはじめ…味付鶏挽肉・“ねぎ”が使用されていて、2種類の鶏肉によって高たんぱく質を実現しているようで、食感や旨味としても申し分なく、豚骨ラーメンとしては若干違和感がありますが、これはこれであっさりとしたテイストにもぴったりです。
スープは、臭みのないポークをベースにチキンや野菜の旨味をバランス良く合わせたことで後味すっきりとした豚骨スープに仕上げ、そこに具材として使用された2種類の鶏肉からも良い旨味が滲み出すことで深みのある味わいが際立ち、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな最後まで飽きの来ないテイストとなっています。
ということで今回、いつもの美味しさと高たんぱく質を両立した2品、“お揚げとお揚げのきつねそば”と“鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン”を食べてみて、どちらとも“たんぱく質”をたっぷりと含んだからといって決して美味しさが損なわれることもなく、それぞれ素材の旨味を存分に活かした申し分のない味わいが楽しめる一杯となっていました。
やはり東洋水産の“和風丼カップ麺”シリーズは素材の旨味をうまく活かしたテイストが美味しいですね。特に今回は奇抜なフレーバーではないものの…それぞれ安定感のある味わいに仕上がり、しかも高たんぱく質を両立するという…新しいスタイルの一杯となっていたため、万人受けするかのようなテイストが最後までじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
【マルちゃん】お揚げとお揚げのきつねそば!自然な旨味と高たんぱく質を両立した染み渡る一杯
【マルちゃん】鶏肉盛りの黄色い博多ラーメン!自然な旨味と高たんぱく質を両立したコク深い一杯