「カップヌードル 白味噌」を食べてみました。（2024年11月25日発売・日清食品）

この商品は、“カップヌードル”の“クセ旨”シリーズから冬限定の“白味噌”が登場ということで、人気の“カップヌードル 味噌”を白味噌仕立てにアレンジ、3種の白味噌をベースに生姜の香りをアクセントに付けた冬限定のまろやかな一杯、“カップヌードル 白味噌”となっております。

では、今回の“カップヌードル 白味噌”がどれほどまろやかでコク深いスープに仕上がっているのか？具材に使用された謎肉から滲み出す旨味、シリーズならではの幅広なフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食（83g）当たり405kcal。
食塩相当量は5.1gです。

次に原材料を見てみると、3種の白味噌をベースに肉味噌の風味を利かせ、生姜の香りがちょうど良いアクセントをプラス、さらに香辛料で味を調えた冬にぴったりな身体温まる味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、調味料などは特に別添されていません。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。（必要なお湯の目安量：300ml）
その後よくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、濃厚な白味噌スープというだけあって若干“とろみ”があり、後味すっきりとしたシャープな口当たりに加え白味噌らしいコクのある一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、シリーズの中でも若干幅広でしっかりとした食べ応えがあり、ほどよく味付けされたことでスープとの馴染みも良い仕様となっており、そこに3種の白味噌をベースにポークの旨味や肉味噌の風味を合わせたコク深くまろやかなスープがよく絡み、生姜の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付豚ミンチ以外にキャベツ・人参・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…いつも通りほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出していたため、コク深いスープとよく馴染ませながらいただくと良いでしょう。

スープは、イメージ通りコク深くまろやかなんですが、白味噌の塩気や生姜のアクセントがちょうど良いメリハリとなって“クセ旨”な美味しさを引き立て、思いのほかキリッとしたテイストとなっています。

ということで今回“カップヌードル 白味噌”を食べてみて、ベースとなる白味噌が3種類も使用されたことによって複雑な味わいにも関わらず“まろ濃（こい）”仕立てらしくまろやかさと濃厚感が印象的で、そこに生姜の香りがアクセントとなり、メリハリを付けたバランスの良い仕上がりとなっていました。

というか、人気の“味噌”を白味噌仕立てで冬仕様にした一杯は面白いですね。期待していた通りまろやかなスープなんですが、それだけでなくキレの良さや香味野菜の利かせ具合によって方向性は異なるものの…これはこれで満足度の高い味わいがレギュラーサイズでじっくりと楽しめるのではないでしょうか？