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【葛飾区】休憩室にギャラリーが!木版画家 大野隆司さんの「ねこ展」が寅さん記念館で期間限定無料開催!

卯月ブロガー(東京都葛飾区)

帝釈天参道沿いのお店で食事中、スタッフさんから「寅さん記念館でこういうの開催されてるよ。」といただいたパンフレット。青の下地に可愛らしい猫ちゃんのイラストがインパクト大です!

「大野隆司 ねこ展」が2023年12月28日(木)〜2024年1月14日(日)まで、葛飾柴又寅さん記念館の無料休憩室にて開催されています。

山田洋次監督の『男はつらいよ』の舞台で多くの方に知られる柴又。寅さん記念館は、柴又帝釈天題経寺から徒歩3分のところにあります。

帝釈天から山本亭を抜けると、寅さん記念館に向かう階段が見えてきました。これを上るの〜?と落胆しかけていたところ、石垣沿いに進むと入口があると書いてある看板を見かけました。ほっ。わたしの後に続くマダム達も同じことをつぶやいてました。体力に自信のない方は、石垣沿いに進んでいってください。

寅さん記念館出入口に到着しました。葛飾区観光文化センター内にあり、山田洋次ミュージアムやTORA SAN CAFEも併設されている見どころたっぷりの施設です。

展示会が開催されている無料休憩室とTORA SAN CAFEは、入館券は必要ありません。どなたでも自由に入れます。

出入口をまっすぐ進むと、「こころのふるさとマップ(光庭)」という吹き抜けの中庭に着きます。寅さんが巡ったロケ地のデザインがタイルにデザインされているので、それを楽しみながら無料休憩室に行けます。

無料休憩室入口前に着きました。かわいい猫ちゃんの作品がお出迎え。場所もわかりやすいし、明るいので入りやすいです。

ギャラリー自体、敷居が高いイメージで足を運びにくい方も多くいらっしゃるかと思います。無料休憩室でギャラリーのような空間があれば気軽に入れるので、とてもありがたい企画ですね!

この日は開催初日で、たまたま大野隆司さんご本人がいらっしゃいました。突然の訪問にも関わらず、こころよく応じていただきました。

大野さんは40年以上、版画家としてご活躍されていますが、この展示会では新作のアクリル画を15点展示されています!

ご自身も3匹の猫を飼っていらっしゃるとか。また、寅さんも大好きとのことで、夢だった寅さん記念館での展示会を大変喜んでいらっしゃいました。

1作品に対して、描いてしまえば1〜2時間で終わってしまうそうですが、描くまでの構想にすごく時間がかかるとのこと。お気持ちがこもっているからこそですね。やわらかい物腰の大野さんでした。

2024年1月6日(土)〜8日(月祝)の3日間は、大野隆司さんのグッズを会場で販売、ご本人も在室されているとのことです。大野さんファンや猫好きさんにおすすめです!

はじめて作品を拝見したのですが、猫ちゃんの表情がそれぞれ違ってとても豊か。色味はその表情と相反する鮮やかさで印象に残ります。こちらまであたたかい気持ちになりました。

ぜひ柴又観光の際は、寅さん記念館へお立ち寄りください!猫ちゃんの表情にホッと癒されますよ♪

大野隆司 ねこ展
場所:葛飾柴又寅さん記念館 無料休憩室
住所:東京都葛飾区柴又6丁目22番19号 葛飾区観光文化センター内
アクセス:柴又帝釈天題経寺から徒歩3分
開催日:2023年12月28日(木)〜2024年1月14日(日)
時間:9:00〜16:30
入場無料
企画:Atelier Okawa(アトリエおおかわ)

ブロガー(東京都葛飾区)

島根県から引っ越してきて5年目、葛飾区での暮らしも慣れてきました。人情溢れるあたたかい街で、地方出身の私でも暮らしやすい街です。まだまだグルメやお散歩コースを開拓中♪上京者目線で葛飾区をご紹介します!

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