最大20,000ポイント!? 2022年1月に始まったマイナポイント第2弾!(情報更新)
マイナンバーカードの促進等のため、2022年1月1日からマイナポイント第2弾が始まりました。概要を押さえておきましょう。
●マイナポイント第1弾
マイナンバーカードの普及と消費活性化策として2020年9月1日にスタートしたマイナポイント事業。マイナンバーカードを取得し、手続き(予約・申込)を行ったうえで、選んだキャッシュレス決済(QRコード決済や電子マネー、クレジットカードなど)でチャージや買い物をすると、利用額の25%分(上限5,000円分)のポイントがもらえます。キャッシュレス決済事業者によっては、独自にポイント上乗せを行っていたところもありました。第1弾は何度か延長が行われましたが、2021年12月31日で終了しました。
第1弾の期間中、マイナンバーカード交付はどれくらい増えたのでしょうか。総務省発表によるデータは下記の通りで、1年半で約2.4倍に増え、5,000万枚を突破しました。
<マイナンバーカードの交付枚数と交付率>
2020年6月1日時点 2,135.6万枚(16.8%)
2021年12月1日時点 5,057.4万枚(39.9%)
総務省発表データより
●マイナポイント第2弾とは?
2022年1月1日からは第2弾がスタートしました。現在、予定されている内容は下の3つです。第2弾では、マイナンバーカードの普及に加え、コロナ禍での経済対策としての意味もあります。
スケジュールが確実になっているのは【1】のみですが、【2】【3】も随時始まる予定です。
【1】第1弾の延長戦(2022年1月1日~)
・マイナンバーカードをこれから取得する人や、マイナンバーカードを取得したのにマイナポイントの手続きを行っていなかった人は、予約・申込をしてチャージや買い物をすると、25%分(上限5,000円分)のポイントがもらえます。
・2021年12月末までにマイナポイントの手続きはしたのに、20,000円のチャージや買い物をしていなかった場合(上限までポイント付与を受けていない)は、引き続き上限までのポイント付与を受けることができます。
ポイント:5000円分
■マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
■申込期限:2023年2月末まで
*新たに申し込みをする人を対象として、独自にポイントを上乗せするキャッシュレス事業者もあります。有利な事業者を選ぶといいでしょう。
【2】健康保険証としての利用申込み(時期未定。6月頃か?)
・マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込みを行った人や、すでに終えた人にポイント付与
・健康保険証としての利用申込みはすでに終えた人も対象なので、期間前にやっておくことも可能です⇒マイナポータルで手続きできます
ポイント:7,500円分
■マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
■申込期限:2023年2月末まで
【3】公金受取口座の登録(時期未定。6月頃か?)
・公金受取口座の登録を行った人にポイント付与
・登録手続については現在準備中
ポイント:7,500円分
■マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
■申込期限:2023年2月末まで
【1】~【3】をすべて行った場合、マイナポイント第2弾では最大20,000円分のポイントが付与されることになります。4人家族なら、20,000円×4人=80,000円となります。出遅れていた方も、そろそろ動くタイミングでしょうか。
なお、すでに第1弾で【1】のポイントを付与された人にとっては、【2】【3】による上限15,000円のポイントが対象となります。
子供(未成年)のマイナンバーカード作りやポイントを受け取る際の注意点については、こちらのコラムを参照ください。
⇒マイナポイント第2弾。子供(未成年者)のポイントはどうなる?
【参照】
【関連コラム】
・15歳以上の未成年者にマイナポイントの手続き体験を!ポイントの使途で家族会議も
・「18歳成人」でこう変わる!トラブル回避のためにすべきこと