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【町田市】「入荷したら早々に売り切れる」小野路産「竹のカトラリー」は手に優しく軽くて使いやすい

tamamim旅するフォトライター(町田市)

[町田市で作られる名作品の紹介]

筆者がときどき訪れる【まちの案内所 町田ツーリストギャラリー】。小田急線町田駅/JR横浜線町田駅のどちらからも近い原町田の中心にある観光案内所。

町田市の観光名所を紹介しているだけではなく、町田市の名産品や町田市で作られる工芸品などを紹介・販売しています。この日見つけたのは、小野路の竹で作られる工芸品「まちだ小野路の竹細工」

小野路といえば、里山の竹林を活用しようというプロジェクトで活動している小野路竹倶楽部さんや小野路炭焼研究会さんが思い浮かびますが、今回紹介するのは平野耕工舎さんの作品。2015年から町田ツーリストギャラリーで「竹炭ポーチ」や「竹のカトラリー」など、里山竹製品を販売しています。

町田ツーリストギャラリーには何度も訪れていますが、竹のカトラリーを見たのは初めて。おっ!と思い手にしてみると、なんともいえないあたたかさが感じられるのですよ。

味噌へら
味噌へら

マーガリン(バター)ナイフ
マーガリン(バター)ナイフ

入荷してもすぐに売り切れてしまうようでこれまで出会ったことがなかったのですが、この日はたまたま商品が揃っていました。

丁寧に作られた作品は「竹だった」とは思えない精巧さ。竹は丸くカーブしているので扱いにくそうに思えるのですが、この細やかなつくり。一つとして同じ形はないところも作り手さんの温かさが伝わってくるようで、魅了されます。

塩サジ
塩サジ

小野路の竹を使った竹カトラリー「調理用竹へら」と「菜箸」

迷って選んだのは「調理用竹へら」と「菜箸」。※どちらも400円

「調理用竹へら」は、野菜などをフライパンで炒めるためのものです。小さめのへらは小さなフライパンでも使いやすそう。いくつか持っているにもかかわらず、使っている姿を想像したら買わずにはいられませんでした(笑)。

裏を見ると、斜めにカーブしていて使い勝手も良さそう。手にすっぽりハマる持ち心地も気に入りました。

筆者は自宅で小さなフライパンを愛用しているのですが、普通のヘラだと勢い余って食材をまわりに落とすことも多いところ、このヘラはサイズ感がよく調理しやすいです。

菜箸は、へら同様に軽くてすっと手に馴染みます。やわらかな質感が心地よくて軽いから、料理が楽しくなりそう。

竹細工で作られたカトラリーは、軽くて手に馴染みやすく、やわらかな木の質感が心地よくて気に入りました。竹ならではの適度な弾力があるので、繊細な食材も優しくつかむことができるそうです。何より自然素材で、町田産というのが嬉しいですね。使うたびに作り手さんのことを思い浮かべて、苦手でも料理が楽しくなりそうです。

町田ツーリストギャラリーでは様々な町田の名産品を展示・販売しています。飲食店が多い原町田の中心にあるので、お買い物ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【まちの案内所 町田ツーリストギャラリー】
住所:町田市原町田4丁目10番20号(町田中央通り沿い)
電話:042-850-9311
営業時間:10:00〜19:00
駐車場:有料提携駐車場あり(参照:町田まちづくり公社HP
アクセス:小田急線町田駅から徒歩約8分 / JR横浜線町田駅から徒歩約4分
URL:ホームページ / X

取材協力:まちの案内所 町田ツーリストギャラリー スタッフの皆さん(いつもありがとうございます!)

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旅するフォトライター(町田市)

旅ブログ「旅とカメラと日々の雑記帳。」にて旅のお役立ち情報を発信中。渡仏歴17回フランスの田舎を巡り暮らすように旅することも。Nikonのミラーレスカメラを愛用。行ってみたいと思えるような町田市の魅力をお届けいたします。第57/59富士フィルムフォトコンフォトブック部門優秀賞受賞。2024年2月/3月度MVA受賞。

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