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LGが7回に5連打で追加点、逃げ切り勝ち/審判3人が「ミス隠ぺい」で職務停止に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
連敗を止めて勝率を5割に戻したLGナイン(写真:LGツインズ)

16日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

LGツインズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)はLGが3-1でリードの7回裏2死で、8番パク・ヘミンから3番キム・ヒョンスまでが5連打。4点を追加した。

追うロッテは8回に4番チョン・ジュンウに2号ソロが出るも及ばず、試合は7-2でLGが勝利。LGの先発ディートリック・エンス(元西武)が6回1失点で3勝目(0敗)を挙げた。

LGは連敗を止めて再び勝率5割に。敗れたロッテは7連敗で首位と10ゲーム差の最下位10位。ここまでの成績は4勝15敗だ。

映像:4月16日 LG-ロッテ  KBOハイライト(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月16日(火)の結果

・LG 7 - 2 ロッテ(チャムシル)

 勝:エンス

 敗:ウィルカーソン

・キウム 6 - 3 KT(コチョク)

 勝:フラード

 敗:クエバス

・SSG 6 - 4 KIA(インチョン)

 勝:チョ ビョンヒョン

 敗:チョン ヘヨン

・サムスン 7 - 5 トゥサン(テグ)

 勝:コナー

 敗:パク ソジュン

・NC 4 - 7 ハンファ(チャンウォン)

 勝:チャン シファン

 敗:イム ジョンホ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「審判3人が『ミス隠ぺい』で職務停止に」

韓国野球委員会(KBO)は14日のサムスンライオンズ-NCダイノス(テグ)を担当した3人の審判員を職務停止処分とした。3回裏、「自動投球判定システム(ABS)」のストライク判定を球審がコールせずボールに。NCの抗議に対しそのミスを隠ぺいしようとした審判陣の会話が、中継のマイクに収められ物議を醸している。

KBOでは今後の対策として現状のベンチ内のタブレット端末による判定確認に加え、判定音声の受信機設置も進めるとしている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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