京都アニメーション放火事件、今われわれにできる募金・寄付活動をまとめてみました
7月18日、京都市で発生した「京都アニメーション」の放火事件から、まだ1週間も経っていません。そして、いまだに被害者全員の消息は確定していません。
資材や資金を投下したところで、一朝一夕にはできあがらないスタジオというものに、「再建」なんていう言葉を簡単に使ってはいけませんが、それでもこの事件に対して、なにか自分たちにできることはないだろうか?と考えるのは、これまでの京アニ作品の業績と功績を考えれば、きわめて自然なことだと思います。
しかし、現場はもちろんいまだに混乱しているでしょうし、なにが必要かなんてわからないでしょう。そこで、わかりやすくわれわれができることが募金・寄付金などによる支援活動です。
すでにいくつかの団体が行動を開始しているので、場所とできることを整理しておきましょう。
【すでに募金箱などが設置されている場所】
・京都精華大学本館2階
・京都国際マンガミュージアム内
http://www.kyoto-seika.ac.jp/info/info/univ/2019/07/19/52586/
・全国アニメイト各店店頭
https://www.animate.co.jp/info/278030/
こちらについては、営業時間中であれば、現金を直接持っていくことができます。またWebなどで公式にアナウンスの出ていない募金活動については、十分に注意してください。
【国内での義援金などの送金について】
現在、日本動画協会が京都アニメーション支援活動のための口座などを準備中です。公式にアナウンスが出るまで、しばしお待ちください。
【海外からの義援金送金・ネットを通じての義援金送金など】
海外では、そもそも距離的に離れていることもあって、早々にネットのクラウドファンディングを通じた活動が開始されています。
※こちらは海外のサイトを通じての支援となりますので、利用については個々でご判断ください。
こちらについては、早々に開始されたことと、現在もっとも高額の寄付をしているのがAdobeという企業であることで、これから寄付をしようとする人たちには、少なからずの安心材料になっていると思います。
もちろん、この記事で京アニに対する支援活動のすべてを網羅しているわけではありません。でも、私もなにかできればという気持ちから、まだ途中経過の部分もありますが、この記事を書かずにはいられませんでした。
亡くなられたみなさんのご冥福をお祈りするとともに、多くの支援が京アニに対して集まることを期待したいです。
【追記】
京都アニメーションから、公式に支援金の預かり口座のアナウンスがありました。
今後は、支援金については、上記リンク先にて案内されている支援金の預かり口座まで振り込むのが、いちばん確実だと思われます。
【追記2】
実はこの記事を書いているときに「ヤフーにはヤフーネット募金という仕組みがあるんだから、ヤフーでもやって欲しい」と思いながら、それは蛇足かなあと思って、それは書かなかったのですが、そのヤフーネット募金で京アニ支援が始まります。すばらしい!
なるほど、日本アニメーター・演出協会が募金を引き受けてくれることになったんですね。よかったよかった、実によかった。