キム・ハヌルの“大親友”もついに現役引退。日本ツアーを離れてゴルフアカデミーでコーチに転身?
韓国女子ゴルフツアー2勝、日本ツアー1勝で29歳のペ・ヒギョンが現役を引退すると発表した。
4日に自身のインスタグラムとマネジメント会社を通じて現役引退を明らかにした。
ペ・ヒギョンは「2011年にツアープロとなり、KLPGAとJLPGAツアーで11年のプロ生活、18年間もゴルファーとしての役割を終えると決めました。長らく家族と悩みながら話し合った結果、今が私の人生の転換点と判断し引退を決心しました」と引退の理由について説明した。
また、インスタグラムでは「選手時代、私を支えてくれた韓国と日本のファンに引退することを伝えるのはとても残念です。これまでゴルフ人生を支えてくれた方たちすべてに感謝の言葉を伝えたいです。また新たな姿でファンにあいさつしたい」と日韓のファンへのメッセージも残していた。
ペ・ヒギョンは2010年にアマチュア資格で出場したKLPGAツアー「LIGクラシック」で初優勝してプロ入り。13年に韓国ツアー2勝目を手にし、15年から日本ツアーに参戦。18年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で初優勝した。
20-21年シーズンはコロナ禍でコンディションの調整に苦戦し、賞金ランキング63位でシードを落とすと、ファイナルQTも88位となり、22年シーズンのレギュラーツアー出場は難しい状況に陥っていた。
ちなみに日本ツアー時代は、昨年10月に現役を引退した33歳のキム・ハヌルと常に共に行動するほどの“大親友”。
このまま現役を続ける道も探っていたとも思うが、キム・ハヌルの引退がペ・ヒギョンの決断に大きな影響を与えていたとも想像できる。
引退後はキム・ハヌルが今後、韓国で開設を予定しているというゴルフアカデミーで、指導者に転身する計画もあるのとのことだ。
韓国でもハヌルとヒギョンが共にゴルフで活動を続けるニュースは、いずれ日本にも届くことだろう。
日本ツアーを離れる韓国人選手が徐々に増えている印象だが、2022年の日本ツアーも海外選手たちはコロナ禍で厳しい戦いを強いられそうだ。