『安いんだよ！』周囲から時々聞こえてくるおすすめスーパーの情報に、耳をピンと傾けてしまうこの頃。近年の物価上昇の影響を受けて、日本で暮らしていくには其れに対して上手に向き合い、賢い生活テクニックを学ばなくてはならない時代となった。
そんな中で、毎週水曜日と土曜日に『えー！』と嬉しい悲鳴をあげてしまう、とても素敵な特売を行っている地域密着のスーパーを発見。早速、ご紹介していこう！

そのスーパーは、宮城県東松島市の赤井地区にある「キョウエイ」という名前のお店。店舗端のスペースに、ヒョロっと建っている看板が目印だ。そこには小さく「（株）共栄産業青果」と記載されているので、青果専門の企業が運営をしているスーパーだということがわかる。そこが安さのポイントであり、来店前から種類の豊富さなどにとても期待感が高まる！

具体的な場所だが、国道45号線を松島側から石巻方面へと進み「JR矢本駅」前を通過し、そのまま道なりに進んで行こう。その後「定川橋」を渡った後すぐの信号（※矢本町赤井の交差点）を左に曲がろう。そのまま道なりに進むと、右側に老舗菓子店「お菓子の国 パンジー」があり、そこを過ぎて間も無く左に「南赤井公園」が見えてくるので、そこを左へと曲がろう。

ちょっとここで注意したいのが、この公園へと曲がる交差点。実は、4方向へと枝分かれしている交差点で、人や自転車の通りも多い場所なので、十分に周囲を確認してから曲がろう。（※やはり事故も多い交差点の様で、看板がちゃんと建てられていた。皆さんお気をつけて下さいね！）

曲がったあとは、右に「赤井郵便局」があり、その斜め向かい側に目的地「キョウエイ」がある。一見すると、曲がった後すぐにはスーパーの姿が見えないので、不安になるが大丈夫。進んでいくとドーンと看板が見えてくるぞ。

店舗には広めの駐車場もしっかりとあり、そこに地元産を含めた新鮮な野菜や果物を積んだトラックも停められていて、積み下ろしたばかりの野菜たちが来店する人々を出迎えてくれる。
大手スーパーのように商品が全部建物の中で販売されている形式ではなく、半野外形式を取り入れていて、屋根付きの外スペースを活用して、そこにたくさんの青果類を販売している。（※店内撮影はNGなので、以下購入商品と文章のみで失礼させていただく）

やはりメインとなるのは、種類豊富な野菜と果物！入り口前の野外エリアには、キョロキョロと迷うほどの品々が並べられていて、パッと見ると野菜と果物畑の中にいるような雰囲気。
メロンやイチゴにりんごなどの一般的な果物も通常のスーパーだと種類に限りがあるが、同スーパーは多種類。そのため、例えばオレンジを買いに行こうと思っても『さて、どのオレンジにしようか？』となる訳だ。これが楽しい！食べたことのない種類との出会いの喜びもあれば、値段の安さに感動するなど、嬉しいことに脳内は色々と忙しい状態になる。

そして、野菜は規格外のもの（※例えば大きく育ち過ぎて販売規定サイズを超えたものなど）もザックリと大袋にまとめられて、段ボールにドサっと入り100円ラベルのおめかしをした状態で販売されている。これは、かなり家計に優しく助かる！形が少々悪くても充分美味しいのだ（筆者の感覚）。通常の野菜たちも大体が100円代のものばかりで、筆者は千円札1枚で7種類の品々を購入（上記写真がその一部）。

店内奥には、なんと魚も販売されていて地元で水揚げされたものが、発泡スチロールでザッと並べられていて、今時期（※2023年5月25日時点）旬のホヤも丸ごと扱っていて大きいこと！殻を外した状態のものもあったので、すぐ食べる方にはとても嬉しいサービス。
そのほかにも、豆腐や練り物などの加工食品に、牛乳やヨーグルト、そして精肉とパン類まで販売。青果の豊富さに加えて、おすすめポイントとなるのが、この品揃えの良さ。3食全てのシーンで必要な食材は、もはや大体揃う便利さに万歳三勝したいほどだ。

筆者が来店した日は、水曜・土曜日に当たる同スーパーの「特売日」だったため、より一層ときめく価格のものばかりに出会えたという訳だ。おすすめの狙い日は、この特売の日！
是非、松島町の皆さんも東松島市方面へお越しの際は、ちょっと立ち寄ってみると嬉しいお得なものが見つかるかもしれないぞ。おすすめだ！（夏の時期は保冷バックを忘れずに）
東松島市のスーパーは、エンターテインメントが詰め込まれていて面白いぞ。行ってみよう！