実は続ける方が難しい!ズボラママの「ローリングストック」収納術
突然の体調不良をきっかけに、災害時にも日常にも役立つ「ローリングストック」を始めた我が家ですが、そもそも収納や管理が苦手という事実は、すぐには変わりませんでした。
実は、ローリングストックは始めることよりも続けることの方が難しいと思っています。
今回は、ローリングストックを始めてみてわかった難しさと、ズボラさんでもできる、続けるための収納・管理の工夫を紹介します。
我が家のパントリーはカオス状態
実際にローリングストックを始めてみて半年後、我が家のパントリー(食品を収納している棚)はカオスになっていました。
なるべく常温で保存ができ、賞味期限が長めのものを中心にストックしたのですが、これが意外と多いもの。
加えて、食品のパッケージは大きさや形がバラバラなので、とりあえず適当なボックスにまとめて入れ、そのまま放置。
その結果、管理する上で重要な賞味期限はもちろん、何がどこにあるかもよくわかりませんでした。
こうして、上手く整理・収納できない→賞味期限を切らしがち→買い足すタイミングが掴めないという悪循環に陥っていたのです。
ローリングストックを続けるカギは収納
ローリングストックを続けるには、
- 賞味期限を管理しやすくする
- ストックの補充のタイミングをわかりやすくする
ことが大切なのですが、そのためのカギを握っているのは「収納」です。
つまり、何がどこにあるか、その食品の賞味期限がいつかが一目でわかるように収納を工夫すれば、無理なく続けることができます。
ローリングストックは、いつもの生活の中で続けていく習慣なので、新しい習慣を定着させるには、それなりの工夫が必要なのです。
ズボラでもできる!収納改善計画
賞味期限を管理する方法は、
- ストックの管理表を作る
- パッケージに賞味期限を書き込んだり目立たせる
- 賞味期限ごとにざっくり分けて収納する
- 収納ボックスに中身と賞味期限を書いたメモを貼る
などがあります。
管理表を作るのは面倒、今の収納をガラリと変えるのは億劫な私にとって、この中で一番しっくりきたのは4でした。
具体的な収納改善の方法は以下の通りです。
【Step.1】食品ストックの全体量を把握する
まず、どのくらいの量があるのか把握するため、食品のストックを全て出してみました。
この時点で賞味期限切れのものもチラホラ…。
【Step.2】それぞれの住所(定位置)を決める
収納場所(我が家の場合はパントリー棚)の中で、どこに何を置くかを決めます。
ただ棚に並べるだけでは雑然としてしまうので、100円ショップで収納ボックスを2種類ほど買ってきて、食品のジャンルで分けて入れました。
【Step.3】マステや付箋で中身と賞味期限を見える化
収納ボックスの中の食品のすべての賞味期限を書くのは大変なので、その中で最も賞味期限が近いものだけを見える化し、消費したら次に近いものを書くようにしました。
ローリングストック収納 before→after
こうして、劇的とまではいかないものの、我が家にとってはかなり改善したローリングストックの収納。
ローリングストックを続けやすくなっただけでなく、家族から「○○はどこにあるの?」と聞かれることがなくなり、お互いのストレスも減りました。
賞味期限の更新はたまに忘れることもありますが、ゆるくても備えの意識を保つ仕組みが、続けていくコツだと思います。
ズボラママでもできる、ローリングストックを続けるための収納について、詳しくは下記の記事を参考にしてください。