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楽しいはずのプール遊びをダメにする!?子どもが悲しむ保護者の不注意

なっつせんせい保育士・ほめ育てアドバイザー

現役保育士です!

保育園・幼稚園では暑い夏だけの特別な遊び、プール遊びが開始しました。子どもたちも水着に着替える時点から、満面の笑みを浮かべプールを楽しみにしています!

しかし、お子さんの笑顔を一瞬で奪い、泣き顔にしてしまう保護者の不注意も見かけられ、すでに何回か心苦しい思いもしました。

そこで今回はお子さんにそんな表情をさせないために、実際にあった保護者の不注意をお伝えいたします。次のプールから気を付けていただけたらと思います。

プールに入る気でプールバッグは持ってきているのに・・・

忘れ物をしてしまう

園によって異なりますが、プールに必要なものがいくつかあると思います。

プール用の帽子
水着、ラッシュガード
サンダル、プール用のタオル
プールカード

など。このどれか一つでも忘れてしまうと入れない場合も。

せっかくみんなと大きなプールを楽しむ気でいたのに、直前に忘れ物が判明し入れなくなったお子さんの表情は何とも言えません。

忙しいかとは思いますが、ご自宅でお子さんと一緒にプールの持ち物をしっかり確認していただけたらと思います。

プール遊びの条件を理解していない

オムツが取れていること
感染性のあるものがないこと
傷口があれば覆ってあること

など、プール遊びに参加するための条件がいくつかあると思います。

しかし、時々条件を理解していない方がいて、本来参加できないのにプールの用意をしてきてしまうご家庭があります。その際、直前で保育士からお子さんに「ごめん、今日は○○ちゃん入れないの」と伝えることになり、プール遊びを楽しみにしていたお子さんが泣いてしまうということも。

特に皮膚の感染性のあるものに感しては注意が必要です。プール遊びをしていると、どうしてもお子さん同士の肌が触れ合う場面が出てきてしまいます。少しでもとびひ、水いぼがある場合はどうすればいいのかなど、初めに確認しておくのがいいでしょう。

おわりに

お子さんが楽しみにしている、夏だけの特別な活動プール遊び。

保護者の不注意でお子さんが参加できず、悲しんだままプール遊びを見学なんてことにならないよう、気を付けていきましょう!

保育士・ほめ育てアドバイザー

大人の関わり次第で子どもは伸びる!知識をつけたことで子どもたちとより良い関係に!その経験から、現場で実践したお子様との関係が良好になる工夫・保育現場でのリアルなエピソードをお伝えします!少しでも参考になれば嬉しいです。 保育士・幼稚園教諭・ほめ育てアドバイザー・チャイルドコーチングアドバイザー

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