本店でも食べられる期間限定メニュー「らーめん五丈原 旨辛塩とんこつ」をレビュー
「らーめん五丈原 旨辛塩とんこつ」を食べてみました。(2023年6月20日発売・東洋水産)
この商品は、札幌市中央区の繁華街“すすきの”の少し外れに本店を構える名店“らーめん 五丈原(ごじょうげん)”監修によるカップ麺で、“塩とんこつスープ”をベースにたっぷりの背脂を使用、さらに唐辛子を利かせたことによってコク深くも旨辛な味わいに仕上げ、後味すっきりとした豚骨の旨味と後引く辛さがクセになる一杯、“らーめん五丈原 旨辛塩とんこつ”となっております。
では、今回の“らーめん五丈原 旨辛塩とんこつ”がどれほど豚骨の旨味を丁寧に利かせたコク深くまろやかな仕上がりとなっているのか?豊富に使用した背脂によるコクや唐辛子のピリッとした辛み、歯切れの良いコシが表現されたフライ仕様の中細麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(98g)当たり466kcal。
食塩相当量は6.3gです。
次に原材料を見てみると、豚骨の旨味を引き立てるかのような材料が豊富に使用されており、“五丈原”の看板メニュー“とんしお”らしい後味すっきりとした中にも唐辛子のピリッとした辛みを利かせたメリハリのある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
そして出来上がりに特製油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、名店らしい臭みのないあっさりとした豚骨スープに背脂や唐辛子が絶妙にマッチしたやみつき感のある一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、やや細め・若干幅広で、ほんのり“ちぢれ”を付けたことによってスープとの絡みの良い仕様となっており、丁寧に抽出したかのような豚骨の旨味を利かせたキレ・後味の良いテイストに唐辛子の辛さを利かせたスープがよく絡み、一口ずつにまろやかな豚骨の旨味や背脂のコク、ピリッとした辛みなどが口いっぱいに広がっていき、豚骨特有の風味やフライ麺の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの味付豚肉以外に背脂加工品・メンマ・“ねぎ”が使用されていて、特に味付豚肉からはほどよい味付けが施された肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、食べはじめはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとしたフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、臭みのない豚骨の旨味が溶け込み、サラッとしたキレ・後味の良い仕上がりながらも豊富に使用された背脂によってコク深さが際立ち、“こってり”というと若干誤解するかもしれませんが、塩味らしく深みのあるテイストといったところで脂っこさや“くどさ”は全くなく、そこに唐辛子のピリッとした辛さが加わった飽きの来ない旨辛塩豚骨スープとなっています。
ということで今回“らーめん五丈原 旨辛塩とんこつ”を食べてみて、札幌の名店“五丈原(ごじょうげん)”の看板メニュー“とんしお”を彷彿とさせるスープに唐辛子の辛さを利かせたことでピリッとしたアクセントが加わり、思ったよりあっさりとした感じが若干物足りなく感じられましたが…それなりにクリーミー感もあり、まさに飲んだ後のシメにもちょうど良い軽やかなテイストで、豚骨の旨味もしっかりと楽しめる旨辛な仕上がりとなっていました。
やはり“五丈原”と言えばこのあっさりとした中にも豚骨の旨味や背脂のコクによってまろやかさを引き立てている点が最後まで飽きさせないポイントで、今回の一杯にはそういった丁寧に抽出したかのような豚骨の旨味がカップ麺に再現され、唐辛子との相性も非常に良かったので、思いのほか好評のフレーバーと言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「らーめん五丈原」監修カップ麺 “旨辛塩とんこつ” コク深いスープに唐辛子を加えたクセになる一杯