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打撃絶好調の大谷翔平。打率3割、20本塁打、10盗塁に王手

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
レンジャーズ戦の3回、二塁打を放って二塁に滑り込む大谷翔平(三尾圭撮影)

 打撃が絶好調なロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は、9月12日(日本時間13日)に行われたテキサス・レンジャーズ戦に4番指名打者で先発出場して、3打数2安打、1四球、1得点の活躍で勝利に貢献した。

 1打席目は空振り三振に倒れた大谷だったが、3回2死走者なしの場面で迎えた2打席目はライトへ痛烈な当たりを放って、今季40本目の長打となる二塁打を記録。シーズン40長打は、エンゼルスの新人選手としては2012年のマイク・トラウト以来6年ぶり、日本人メジャーリーガーの1年目としては2012年の青木宣親以来、7人目の記録達成だった。

 

 ここ10試合は9試合で安打を放ち、その間は打率.429、4本塁打、11打点と絶好調で、打率も.295まで上がってきた。

 今季の成績は19本塁打、54打点、50得点、9盗塁、出塁率.376、OPS.970とした。

レンジャーズ戦の7回にこの試合2安打目となる右前安打を放つエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)
レンジャーズ戦の7回にこの試合2安打目となる右前安打を放つエンゼルスの大谷翔平(三尾圭撮影)

 ここまでの打席数が304で、規定打席の502に到達できないので、確率系のスタッツはあくまでも参考記録となるが、打率3割、20本塁打、10盗塁は今日にも達成できる位置まで来ている。

 もし、今日13日(日本時間14日)のマリナーズ戦で、2打数2安打、1本塁打、1盗塁をマークできれば、打率は3割ジャスト、20本塁打、20盗塁となる。また、一流打者の証であるOPS(長打率+出塁率)1.00超えも射程圏内まで入ってくる。

レンジャーズ戦の3回に得点して、チームメートのアンドレトン・シモンズ(左)とタッチを交わす大谷翔平(三尾圭撮影)
レンジャーズ戦の3回に得点して、チームメートのアンドレトン・シモンズ(左)とタッチを交わす大谷翔平(三尾圭撮影)
スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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