これでカチカチお肉さようなら。冷しゃぶを「柔らかおいしく仕上げる調味料テク」を発酵調味料専門家が伝授
こんにちは!
発酵を切り口に食生活と心を彩る、発酵・フードデコレーターのRisaです。
今回は、むしばむこれからの季節に役立つ「しっとり柔らかく冷しゃぶ肉を仕上げるこつ」について綴ります。
(もくじ)
- 冷しゃぶサラダがおいしい季節
- お肉がカチカチ事件
- お肉を柔らか、おいしくする調味料テク
<冷しゃぶサラダがおいしい季節>
2023年5月。
目を疑うような気温をテレビのお天気コーナーで見ることが多い、今日この頃です。
暑いと食べたくなるメニューに「豚冷しゃぶ」があるのですが…
自分が発酵調味料の仕事に就くまでは「豚冷しゃぶ」のおいしさは、豚肉のクオリティに左右されていました。
<お肉がカチカチでおいしくない?>
豚冷しゃぶを作るときに「あたりはずれ」がどうしてもあり、作ったお肉が「キシキシ」したり、硬くて噛みきれなかったり…市販のごまだれでごまかしていることも多くありました。
みなさんはそのようなご経験はありませんでしょうか。
そんな私のような経験をしたことがある方におすすめしたいのが、「塩麹」で下処理するテクニックです。
<お肉を柔らか、おいしくする調味料テク>
塩麹を使うことでいいこと3つ
・豚肉がしっとり、やわらかくなる
・豚肉の臭みが消える
・塩麹の旨味や甘みがお肉につきおいしさがupする
それでは、塩麹を用いた「やわらか豚冷しゃぶ」の作り方をご紹介していきます。
1.豚肉に塩麹を和える
これはビニル袋に入れてもんでも、写真のようにトレイ上で和えるだけでも大丈夫です。
塩麹はお肉量の10%加えます。豚肉が100gだったら、塩麹は10gです。
2.フライパンにお湯を沸かす
ポイントはフライパンです!理由は、水かさが低いため温度が上下しやすいためです。
(この理由は↓にあります)
3.豚肉を入れる
沸騰したフライパンに①を入れて広げます。
お湯の温度が一気に下がりますが、これがポイントです!ぶくぶくお湯で沸騰させるとお肉が硬くなってしまうため、お湯の温度をいったん下げて、かつその後も沸騰させないようにお肉に熱を入れます。
4.ざるにあけて洗う
お肉の周りについたアクなどを流水でながします。
この時注意したいのは、「常温の水」を使うこと!冷たい水をつかうとお肉が硬くなってしまうため、冷水を使うのは避けてください。
あとはポン酢やごまだれ、ドレッシングなどをおこのみでかけてお召し上がりください。
それでは、本日も最後までご覧くださりありがとうございました。
発酵・フードデコレーターRisa