ジャッジも大谷も今月のホームランは4本。今月8本塁打以上は5人、オールスター後に4本塁打も5人
今シーズン、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、それぞれのリーグで最も多くのホームランを打っている。
ジャッジの35本塁打は、ア・リーグ2位のガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)より7本多い。30本塁打の大谷は、ナ・リーグ2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に2本差をつけている。
ただ、今月のホームランは、ジャッジも大谷も、それほど多くない。2人とも、7月1日から24日までに4本塁打だ。
今月、5本塁打以上の選手は、34人を数える。ア・リーグが12人、ナ・リーグは22人だ。そのうちの5人は、今月のホームランがジャッジと大谷の合計本数と同じか、それを上回る。
ブレントン・ドイル(コロラド・ロッキーズ)とトレイ・ターナー(フィラデルフィア・フィリーズ)は、どちらも、7月24日のホームランが今月10本目。同じ日に、フランシスコ・リンドーア(ニューヨーク・メッツ)は、今月7本目と8本目のホームランを打った。オークランド・アスレティックスの2人、ブレント・ルッカーとローレンス・バトラーも、ともに、月間8本塁打を記録している。
また、オールスター・ブレイク後に4本塁打の選手も、5人いる。ジャッジと大谷は、後半に入ってから、まだ1本塁打だ。こちらの5人は、リンドーア、タイラー・オニール(ボストン・レッドソックス)、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、ジェフ・マクニール(メッツ)、タイラー・フィッツジェラルド(サンフランシスコ・ジャイアンツ)だ。
とはいえ、今月8本塁打以上、あるいは後半4本塁打の計9人とも――リンドーアは、両方に名を連ねている――シーズン全体のホームランは25本未満だ。
9人中4人は、15本塁打に達していない。今シーズン、15本塁打以上の選手は、以下のとおり。
ターナーのシーズン本塁打は13本、バトラーは10本、マクニールは9本、フィッツジェラルドは6本だ。この4人中、バトラーとフィッツジェラルドは200打数未満、197打数と93打数だが、打数が増えていっても、これまでと同じようにホームランを打てるかどうかは、まだわからない。