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GWのおでかけにも!世田谷区「次大夫堀公園民家園」の ”こいのぼり” が牧歌的

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、牧歌的なこいのぼりを見ることができる「次大夫堀公園民家園(じだゆうぼりこうえんみんかえん)」をご紹介します。

次大夫堀公園民家園
次大夫堀公園民家園

さて、世田谷区と言うとどんなイメージをお持ちでしょうか?

ニコタマダムという言葉もある「二子玉川」や、芸能人の目撃情報も多い「三軒茶屋」、再開発がすすむ「下北沢」などの街があり、お洒落なイメージをもつ方も多いと思います。

2022年に放送され話題となったドラマ『silent』の聖地として知られる「世田谷代田」も、その名のとおり世田谷区です。

しかし東京23区で第2位の面積をほこる世田谷区は広い!その広さゆえに、今回ご紹介する「次大夫堀公園民家園」のような牧歌的な風景に出会えるスポットもあるのです。

次大夫堀公園民家園でタイムスリップ

次大夫堀公園民家園があるのは、小田急線「成城学園前駅」より徒歩15分ほどの場所。江戸時代後期〜明治時代初期にかけての農村風景を再現した公園です。

”生きている古民家” がテーマ

次大夫堀公園民家園は ”生きている古民家” をテーマとしており、園内を歩いていると民家園の方々が「おはようございます」と笑顔で挨拶をしてくださいます。

挨拶って気持ちがいいですよね。

まるでここで生活を行なっているかのように、掃除をしたり、囲炉裏を焚いたりされていました。

次大夫堀公園民家園の見どころ

次大夫堀公園民家園には世田谷区にあった名主屋敷や民家、蔵や門などが移築・復元されています。

旧城田家住宅主屋
旧城田家住宅主屋

上の写真は「旧城田家住宅主屋」。民家園の中心にあります。本業である農業のほかに酒屋を商っていたため「さかや」と書かれています。

旧安藤家住宅主屋
旧安藤家住宅主屋

上の写真は「旧安藤家住宅主屋」。旧大蔵村名主であった安藤家の家です。

旧安藤家住宅主屋
旧安藤家住宅主屋

表門や裏庭など、かつての安藤家の屋敷配置をできる限り再現しています。

旧安藤家住宅主屋
旧安藤家住宅主屋

これは裏庭から中を撮った写真ですが、五月人形が飾られていました。

旧安藤家住宅主屋
旧安藤家住宅主屋

なかに入ってみると、2023年4月15日〜5月7日まで開催されている行事 ”暮らしの歳時記 民間暦「五月節句」” に際して、供物の展示が行われていました。

旧安藤家住宅主屋
旧安藤家住宅主屋

当時の生活用具の展示がされていたり、家族があつまる台所には囲炉裏もあります。

旧秋山家住宅土蔵
旧秋山家住宅土蔵

上の写真は、深沢の秋山家屋敷にあった外倉。穀倉として使用されていたそう。

消防展示小屋と火の見櫓です。櫓の半鐘は、かつて宇奈根地区で使われていたものです。

のんびり歩いていると本当にタイムスリップした気分で、慌ただしい日常から心が解放されます。

ひと通り民家園を散策したあとは、いよいよ、こいのぼりが展示されている水田エリアへ行ってみましょう。

次大夫堀公園民家園の ”こいのぼり” が牧歌的で癒される

民家園を出て、管理棟がある方へ向かうと水田が広がっています。この水田がある場所に、こいのぼりが展示されています。

こいのぼりの展示は、先ほども触れた行事 ”暮らしの歳時記 民間暦「五月節句」” の一環です。

この、あまりに牧歌的で平和に泳ぐこいのぼりを眺めていると、心の鎧もほどけていくようです。

ベンチに座ってお弁当を食べながらこいのぼりを眺める親子づれと、思わず「綺麗ですね〜」と会話を交わしました。

次大夫堀公園民家園は、あたたかい交流が生まれる場所だと感じました。

たくさんのこいのぼりが泳ぐ光景も感動しますが、次大夫堀公園民家園のような、あたたかい気持ちになるこいのぼりを見に行くのもいいものです。

次大夫堀公園民家園ののどかな風景
次大夫堀公園民家園ののどかな風景

次大夫堀公園民家園自体はそれほど大きくはありませんが、貴重な体験ができると同時に、ホッと心が安らぐ場所です。ゴールデンウィークにポッカリと空いた時間がある方は、のんびりとした時間を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。

次大夫堀公園民家園
住所:東京都世田谷区喜多見5丁目27番14号
電話番号:03-3417-8492
開園時間:午前9時30分~午後4時30分(元日は午前10時~午後3時30分)
休園日:月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は、その翌平日)/年末・年始(12月28日~12月31日、1月2日~1月4日)
公式サイト(外部リンク)

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WEBメディア「ホリデーノート」運営。Amazon Kindle最高3位『わたしをご機嫌にする休日』著者。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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