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オートバイのあれこれ『バイクのふるさと・浜松でぜひ訪れたい所①』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今宵は『バイクのふるさと・浜松でぜひ訪れたい所①』をテーマにお話ししようと思います。

静岡県浜松市はホンダ・ヤマハ・スズキの発祥の地なだけあって、バイクファンならテンションが上がる、バイク関連のスポットがたくさんあります。

ということで、今回から数回にわたって、バイクファン必見!の浜松でぜひ訪ねてみたいスポットをいくつかご紹介しましょう。

◆本田宗一郎ものづくり伝承館

『本田宗一郎ものづくり伝承館』は、ホンダの創業者・本田宗一郎氏にまつわる記念館・資料館的なスポット

宗一郎氏の生家からもほど近い、浜松市天竜区の南端に位置しています。

建物はさほど大きくはなく、博物館のようなイメージを持っていると少し拍子抜けしてしまうでしょう。

館内には黎明期のホンダが開発したオートバイや定期的に入れ替わるホンダの名車が数台展示され、また宗一郎氏の生涯や思想を知ることができるコンテンツが用意されています。

▲ホンダ往年の名車を数台展示
▲ホンダ往年の名車を数台展示

バイクの見学が目的だとあまり満足できないかもしれませんが、宗一郎氏や創業したての頃のホンダに興味がある人にとっては、かなり内容の濃い空間だと言えるでしょう。

壁には宗一郎氏の名言も掲げられていて、「仕事を頑張りたい!」というような気分の人にも、ぜひ訪れてみてほしいと思います。

ご興味ある方は、ぜひ以前の記事もご覧ください。

◆スズキ歴史館

お次は『スズキ歴史館』の紹介です。

こちらはもう、完全に「スズキの博物館」と言っていいでしょう。

スズキのオートバイ、クルマは当然のこと、スズキが創業当初手掛けていた織機(はた織り機)なども展示されていて、さらにスズキの製品が生まれるプロセスを体感的に学ぶことができるようにもなっています。

建物は3階建てで、1階は受付/数台の車両展示/お土産コーナー2階は『スズキのものづくり』フロア、そして3階は時系列に沿ったスズキ製品の展示フロアとなっています。

バイクやクルマの見学をしたい人にとっては、おそらく3階がメインフロアとなるでしょう。

クルマだと『スズライト』『フロンテ』『アルト』等、バイクだと『コレダ』『T500』『GS750』『GSX-R750』などなど、スズキが誇る往年の名車が一堂に会しています。

▲GT750(1971)
▲GT750(1971)

▲アルト(1979)
▲アルト(1979)

スズキファンには言うまでもなく、バイク好き、クルマ好きであれば満足できること間違いなしです。

また、個人的には2階の『スズキのものづくり』フロアも興味深く、普段は完成形しか見ることのないバイクやクルマの製造過程を間近で見学できて、勉強になります。

▲2階の『スズキのものづくり」フロア
▲2階の『スズキのものづくり」フロア

小中学生のキッズが行っても、楽しみながら学べるのではないでしょうか。

スズキ歴史館を訪れる際に気をつけたいのが、訪問前日までに事前予約が要るということ。

“当日、何かのついでに立ち寄る…”という訪問の仕方はできないので、そこだけ注意してください(入場料は無料)。

ご興味ある方は、ぜひ以前の記事もご覧ください。

参考《スズキ歴史館

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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