【名古屋市】9月5日はサモサの日 インド風コロッケ「サモサ」で残暑を乗り切ろう
9月5日は「サモサの日」! といっても、サモサを知らないという人も多いかもしれない。サモサはインド、ネパールのポピュラーな料理で、ふかしてつぶしたジャガイモを小麦粉で作った生地に包み、外見を三角形に整えたインド風コロッケ。サモサの中には、細かく刻まれたタマネギ、グリンピース、カシューナッツなどが加えられ、ターメリックやガラムマサラ、クミンなどのスパイスで味付けされている。
サモサが世界中に広がり、国境や民族を超えて多くの人々が口にするグローバルな食べ物として愛され、さらなる展開を期待して定められたのが「サモサの日」だ。
インドやネパールは宗教的な戒律が厳しく、牛や豚といった家畜の肉を食べるのを忌避する傾向が強い。肉類を使用していない料理もインド・ネパール料理には多いため、ベジタリアンやヴィーガンなど肉食をしないライフスタイルの普及もあり、インド・ネパール料理は日本でもここ近年、飛躍的に広まった。
サモサを食べるのなら、オススメは名古屋駅からほど近いインド・ネパールレストラン「ムガルパレス」だ。日本人好みに味付けが整えられ、価格も全般的にリーズナブル。日本語の上手なスタッフも多く、コミュニケーションは円滑だ。 ムガルパレスのメニューの中でも、私が最も注文するのが「ビールセット」(税込み792円)。ビールあるいはハイボールに合わせ、12種類のおつまみ類の中から1つを選ぶ。12種類の中に、サモサもある。
三角形のサモサが届き、カリカリに揚げられた表面をナイフで2つに割ると、断面はまさにコロッケ。だが、味わいはスパイシーで、舌にやさしい刺激が走る。添えられた甘酸っぱいスイートチリソースにサモサの断片を浸してみれば、ビールが進みすぎて追加のビールを頼むに至る。日本のこれまでの料理にはない、複雑な味わいだ。
サモサ2つはかなりのボリュームだが、食べごたえがあり適度な満腹感を得られる。9月5日の「サモサの日」をきっかけにぜひサモサを試し、厳しい残暑を乗り切って秋を迎えよう。
名称:ムガルパレス3号店
住所:中村区名駅南1-18-19 第2原ビル1F
アクセス: 名古屋駅から徒歩3分ほど
営業時間や定休日などの詳細は、公式サイトhttps://mugaruparesumeieki.owst.jp/でご確認を。