【名古屋市】東海エリア初公開で入場無料! 全長11mの海の王者モササウルスの全身骨格
毎年、夏休みや冬休みの時期に放送されるNHKラジオ「子ども科学電話相談」が好きで、よく聴いている。朝10時ごろから始まり、正午前に終わる。およそ2時間ぐらい放送されるのだが、最後までずっと楽しめる。小学生の子どもの質問に、ジャンルごとの専門家が回答するのだが、子どもの「なぜ?」「どうして?」の声にタジタジとなり回答に窮する。
その電話相談に時折、「恐竜」のジャンルが設けられる場合があり、恐竜図鑑を毎日読み込んでいるような少年が登場する時などは、本当に興味深い質問をして専門家を困惑させる。わかっていないことが多いし、これからわかることも未知数だからだと思われる。わかっていない部分が多いだけに、恐竜のカテゴリーは、ワクワクする要素がふんだんに盛り込まれている。それは子どもだけでなく、大人だって同じだ。
そのワクワク感に応えてくれる「恐竜ミュージアム―恐竜時代の海と陸の支配者たち―」が現在、中区のソニーストア名古屋で開催されている。入場無料だ。白亜紀後期に海の王者として君臨した肉食の巨大海生ハチュウ類「モササウルス」の全身骨格「ウォーカー」(全長11メートル、高さ4メートル)を中心に、骨格標本が多数展示されている。東海エリア初の公開で、またとない機会だ。
初めて目の当たりにしたモササウルスは、骨格だけとはいえかなり大きく感じられる。獲物としていた海鳥ヘスペロルニス、モササウルスに噛まれた歯形の残るアンモナイトも展示され、これらの生物が生息していた当時の姿が思い浮かぶ。
陸の王者と呼ばれるティラノサウルスの頭骨などもあり、この機に巨大な生物たちが息づいていた太古の世界に浸るのも、日常を離れた感覚が得られていいのではないだろうか。10月27日(日)まで。
名称:ソニーストア名古屋
住所:中区錦3-24-17 BINO栄3F
アクセス:地下鉄東山線・名城線「栄」駅すぐ。
※詳細は公式サイト https://www.sony.jp/store/retail/nagoya/event/dinosaur2024/?srsltid=AfmBOooBvtVUTcMX2-kUlShAugZs56waADCxOUsklREvLww7piRGEV85 でご確認を。