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天下一品に似ている?日清「ごくり。 濃厚鶏白湯ラーメン」は簡単調理で滅茶苦茶美味しい

相場一花グルメライター

日本の国民食ともよばれるようになったラーメン。特に家庭用ラーメンは様々な種類が販売していて、クオリティの高い商品も数多く見かけます。色々な種類の中で、筆者が気になっているのは冷凍ラーメンです。特にインスタント麺の元祖ともよばれる日清食品は、冷凍ラーメンに力を入れていて注目しています。

今回紹介するのも日清食品が販売している「冷凍 日清ごくり」です。2022年9月から新スタートした比較的新しいブランドが「日清ごくり」シリーズ。

「店舗で食べるような濃厚スープを、誰でも簡単に調理できる商品群」という内容のコンセプトを持ったブランドで、現在は「濃厚辛味噌ラーメン」「濃厚鶏白湯ラーメン」の2種類を販売しています。今回は「日清ごくり。 濃厚鶏白湯ラーメン」を実食してみました。

公式HPによると「鶏のうまみがしっかりと溶け込んだ、コク深い味わいの濃厚鶏白湯スープが特長です。具材にはコリコリとした食感が楽しい軟骨入り鶏団子とネギをトッピングしました。」と紹介されている本商品。

Amazon口コミやネット情報を検索してみると、天下一品に似ているというコメントを数多く見かけました。実際はどんな感じなんでしょうね。

一番の魅力は簡単な調理方法。内袋のまま電子レンジであたため、200mlの熱湯と器のなかで混ぜれば完成します。まぜる回数の目安は10回。

まぜ終わった後、さらに温めたい場合は電子レンジで再加熱も簡単にできます。

スープにはチキンエキス・醤油・植物油脂・チキン調味料・鶏脂・ポーク調味料・たんぱく加水分解物・ポテトパウダーなどが使用されています。

1食(298g)あたり570kcal。炭水化物は62.5gで食塩相当量は6.5g(麺・具0.6g、スープ5.9g)。

麺の打ち袋はこのような見た目。冷凍パスタに似ていますね。

このまま電子レンジで温めます。500Wの電子レンジで5分30秒温めてみました。

温め終わった麺とスープを器に入れてみました。スープと麺が一部くっつき、焦げたような見た目になっています。

ここに200mlの熱湯を注ぎ、混ぜ合わせます。パッケージの目安は10回混ぜるとの事でしたが、麺が固まっているため20回近く混ぜましたね…

出来上がりはこちら。白湯のいい香りが漂ってきます。

まずはスープですが、白湯の味わいが濃厚で非常にコクがあります。とろみがかなり強く、天下一品と味わいも似ていますが、こちらの方がくどくないですね。おそらくポークパウダーの量がこちらの方が少ないからだと思います。

Amazonの口コミでは天下一品のかわりに食べたというコメントを見かけましたが、お店の天下一品ほどこってりはしていません。冷凍の天下一品の方が近いかもしれません。濃厚な味わいとスープのトロミ具合は絶妙なバランスなので、筆者はこちらのスープの方が好きな味でした。

麺は一部むらになっていますが、ツルツルした喉ごしと弾力とコシが非常に強く、濃厚スープに負けていません。天下一品の麺とはかなり異なります。さすがにラーメン専門店の麺には負けますが、一般的なチルド麺よりも美味しいかもしれません。非常にクオリティが高いですね。

肉団子はコリコリした軟骨のようなものが入っていて、肉っぽく非常に美味しいです。大豆たんぱくを使った肉団子とは全く異なる味わいであり、家庭用ラーメンの付属として入っている具材としてはここまで豪華な具材が入っていることが珍しいです。カップ麺の肉団子とは全く異なります。

食べ終わった感想としてはすごいとしか言いようがありませんでした。冷凍で簡単調理にもかかわらず、ここまで美味しいラーメンを提供できる日清食品の開発部は半端ないです。特にスープは下手なラーメン屋よりも美味しいかもしれません。

是非おすすめしたい一品です。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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