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スープドロドロ対決!天下一品vsドロラ王 鶏白湯カップラーメン食べ比べ比較

相場一花グルメライター

ドロドロラーメンの火付け役といえば天下一品です。京都発祥の天下一品はドロドロ白湯ラーメンが人気になり、全国規模で有名ラーメン店へと仲間入りしました。いまでは店舗だけでなくカップラーメンでも天下一品を楽しむことができます。

気になるのが天下一品のカップラーメンは本当にドロドロかということです。そこでマルちゃん正麺の鶏白湯と比較してみましたが、ジャンルがあまりに違いすぎるため、比較としてはイマイチでした。

今回は天下一品に勝るとも劣らないと噂のドロラ王と食べ比べてみました。

天下一品vsドロラ王:パッケージ比較

2つを並べてみました。カップの形が違います。

まずは天下一品から見ていきます。ノンフライ麺の調理時間は4分です。

1食(134g)あたり492kcal。炭水化物は68.1gで食塩相当量は8.1g(めん・かやく3.0g、スープ5.1g)。

原材料を見てみるとチキンエキス、ポークエキスなどの動物系エキスだけでなく粉末ポテトが入っています。

カップの中には麺の他に後入れ液体スープと粉末スープ、かやくが入っています。

次にドロラ王を見てみましょう。こちらもノンフライ麺ですが調理時間は5分です。

1食(125g)あたり453kcal。炭水化物は72.1gで食塩相当量は6.2g(めん・かやく2.7g、スープ3.5g)でした。天下一品と比較するとカロリーと食塩は低く、炭水化物は若干高いですね。

原材料ですがこちらも天下一品と同じく動物系エキスだけでなくポテトパウダーが入っていました。

液体スープと粉末スープの2種類が入っています。かやくに鶏チャーシューが別梱包されているのが違いますね。

天下一品vsドロラ王:食べ比べ

まずは天下一品から食べていきます。鶏白湯の香りがして、まさに天下一品のラーメンです。

スープのドロリ具合を確認。本店ほどではありませんが、トロっとしたスープです。あんかけラーメンくらいのトロミでしょうか。

濃厚な白湯味はとってもいいですね。結構塩気が強く、ガツンと味も感じられます。本店にはおよびませんが十分おいしいラーメンスープです。

天下一品は細麺でスープをよく吸い込む形状になっています。少し柔らかめな細麺はコシはそこまではありませんが、お鍋の麺みたいで、スープの絡め具合が最大限に発揮された麺です。

一方こちらはドロラ王。香りは天下一品と非常によく似ています。鶏チャーシューがあるのが最大の違いですね。

スープのドロリ具合はこちらもあんかけラーメンと同じくらいですね。天下一品と比べるとほぼ同じでした。

スープの味も、天下一品のスープと違いが分からないほどよく似ています。こちらの方が塩気が少ない程度の違いしか分かりません。舌が敏感な人なら違いが判るのかもしれませんが、筆者にはよくわかりませんでした。

麺は天下一品と異なり、ツルっとしています。天下一品より少し太めの麺はスープがよく絡まりますが、絡み具合としては天下一品の方が上ですね。コシはこちらの麺の方があるように感じます。

天下一品vsドロラ王:ドロリ具合は同じ位だけど麺はかなり異なる

スープは味もドロリ具合もほとんど変わらず、塩分の違い程度しか分かりませんでした。麺はかなり異なるため、麺の好みによってどちらを買うか決めてもいいですね。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

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