2023年2月14日にローソンは「キンレイ 天下一品監修ラーメン」495円（税込）と「ニチレイ　天下一品監修炒飯」322円（税込）を新発売。

ローソンは2021年11月にも「天下一品監修 炒飯」を販売していて、冷凍食品米飯部門の販売金額2位にもなった人気商品。今回はリニューアルして販売してました。

ローソン担当者曰く「天下一品らしさである“こってりとしたスープ”を再現するのに苦労し、天下一品の担当者からアドバイスを受け、何度も試作を重ねて完成した自信作」と説明しています。参照元：食品産業新聞社

ローソンのコメントで少し気になったのは、再現するのが大変だったのはキンレイやニチレイでは…と思いましたが、食べて評価するのが大変だったのかもしれませんね。

今回は新発売された冷凍商品2品を紹介します。

天下一品監修ラーメン

「レンジ調理するだけで簡単・便利に天下一品ラーメンが楽しめます。」と公式HPで紹介されている一品。製造元はキンレイです。

器のままレンジに入れてそのまま完成はラクですね。インスタント麺よりも手軽かも。

500Wの電子レンジで9分30秒温めると完成します。

1食（396g）当たり450kcal。糖質は41.9gで食塩相当量は5.1g。

スープにはチキンエキス、ガラスープ、鶏ガラ、チキン調味料と鶏系の原材料がふんだんに使用されています。

外側の袋をはがしたら、透明フィルムに包まれたラーメンがお目見え。

完成品がこちら。香りは鶏ガラが合いマッチした天下一品のような雰囲気。ただし、量がとっても少ない。

スープは粘度が高く、一口で動物系のにおいが口いっぱい広がる、生々しい感じがあります。冷凍ラーメンとは思えないほど、よくできていますね。

少しざらみが効いたスープは天下一品のラーメンに食感が近くて味わい深い。ただ、天下一品の店舗ほどスープのコクがなく、後味はさっぱりぎみです。少し塩気も強いですね。それでも冷凍でこのクオリティはすごいとしか言いようがありません。

麺は柔らかく、お店や家麺と比較すると、かなり落ちる印象です。もう少しコシやもちっ利した食感が欲しかったですね。麺については乾麺の方が美味しいように感じました。残念です。

チャーシューについてはしっかり味も付いています。メンマとネギもいい味を出していて悪くはないと思います。

麺以外はクオリティが高く、満足できる冷凍ラーメンでした。

天下一品監修炒飯

次に紹介するのが「天下一品監修炒飯」322円（税込）。こちらはニチレイが製造しています。

調理方法は電子レンジとフライパンの2種類。今回はラーメンでレンジを使用しているので、こちらはフライパンで調理しました。

1食（300g）当たり588kcal。糖質は91.8gで食塩相当量は4.5g。

米は国産でチキンエキスがたっぷり原材料に含まれています。天下一品を意識しているような気がします。

出来上がりはこちら。おいしそうな香りが漂ってきますね。

チャーシューと卵はそれなりに張っている模様。

口に運んで一言目の感想が「うまい」に尽きる味です。まさにラーメン屋の炒飯といった味わい。天下一品のラーメンスープを濃厚にさせたような味は、お店レベルといっても過言ではありません。チャーシューは濃いめの味付けがされていて、少し塩気が強めですが、それはそれで美味しいですね。リニューアル前はべっちょりしているような感じがして、あまりおいしく感じられませんでしたが、今回はとてもおいしい炒飯でした。フライパンで調理したのが良かったのかもしれません。

手軽に天下一品を楽しめるシリーズ

ローソンが新発売した天下一品シリーズですが、手軽に楽しめる割には非常にクオリティの高い2品でした。個人的には炒飯の方が好き。

2品とも量が少ないです。もう少し量が欲しかったというのは本音ですが。もっと食べたいと思えるほど、大満足でした。

ごちそうさまでした。