管理栄養士が教える!年末年始に慌てないために今から知っておくべき子どもの食事5つのポイント
管理栄養士のしょこです。
年末年始は生活リズムが崩れたり、普段と違う食事環境になることが多い時期です。また、かかりつけ医が長期休診となるため、食事によるトラブルが起きた時に慌ててしまう可能性もあります。
そんな事態を防ぎ、年末年始を安心して迎えるために知っておきたい5つのポイントを紹介します。 離乳食・幼児食どちらにも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 新しい食材は計画的にスタート
年末年始はかかりつけ医が長期休診になります。
年末までに試したい食材があれば早めに計画を立てて進めましょう。
離乳食のお子さん
- 新しい食材をこれから始める・始めている最中
- 保育園で新しい食材を試すように言われている
急いで進める必要がなければ、年始の病院が始まった時期に進める流れでも構いません。
幼児食のお子さん
- 年末年始にそばやおせちなど初めて与える予定がある
そばはアレルギーの心配があるので事前に試しておきましょう。
2. かかりつけ医と休日当番医の情報を確認
かかりつけ医の年末年始の休診日をカレンダーに控えておくと、新しい食材を試したい時、急に受診することになっても慌てずに済みます。
また、万が一に備えて休日当番医も把握しておきましょう。
3. ベビーフードや幼児用食品を試しておく
帰省や旅行だけでなく、年末年始は頼ろう◎ママだって年末年始のお休みは必要です。そのためにも、使った時に食べない!と困らないためにも事前に慣れておくと安心です。
また、使いたい商品ががあれば事前に購入をしておきましょう。
4. 食事時間の乱れは工夫を
年末年始は、生活リズムが乱れがちですが、食事の時間は普段と同じ時間帯を心がけましょう。 食事時間が変わると消化リズムが乱れ、便秘になることも。
どうしても時間がずれる場合は、補食(おやつ)を取り入れて、空腹時間が長くならないよう工夫をしましょう。
5.普段と違った食事や環境に注意
- お正月料理は塩分や糖質が多い
- 食べたことのない食材はアレルギーや誤嚥の危険
帰省や旅行など、いつもと違った環境でうっかり子どもが口にしないよう手の届かない場所に保管をしましょう。また周りの大人たち(祖父母や親戚)とも情報を共有しておくと安心です。
以下の記事も参考にしてみてください。
管理栄養士が教える!年末年始、子どもの命を守る!要注意食べものリスト
最後
計画的に準備を進めつつ、神経質になりすぎず、楽しい年末年始をお過ごしください!
生活リズムが変わりがちな年末年始ですが、子どもにとっては「いつもと同じ」安心感が大切です。
無理せず、ご自身のペースで進めていきましょうね。