飛行機に乗る予定なのに寝坊した!何分前までなら乗れる?便の変更はできる?渋滞の場合は?
こんにちは!旅行プランナーのAYUMIです。
旅行や出張で使用する「飛行機」ですが、ぎりぎりでも乗ることのできる新幹線と違って、搭乗に際するルールが少し厳しいことはなんとなくご存知の方も多いですよね。
今回は搭乗における時間のルールや、寝坊して搭乗時刻に間に合わない場合どうなるのかなど、今回は「国内線」の航空券についてお話させていただきます。
なお、台風の場合については、以下の記事でお話していますのでお読みいただけるとうれしいです!
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何分前に空港に到着すれば飛行機に乗れる?
国内線の場合、基本的に以下のルールで運用されています。
手荷物預け入れ・チェックイン:出発の30分前
保安検査所(手荷物検査)の通過:出発の20分前
搭乗口の通過:出発の10分前
ただし、「この時間に到着していればいい」というわけではなく、「この時間までに手続きを終了させてください」という意味でアナウンスされている時間です。
連休などでチェックイン・保安検査所ともにかなり並ぶことがあるため、いずれにしてもぎりぎりの到着では間に合いません。
そのため、旅行会社時代には、お客様へ「遅くとも1時間前まで」には空港に到着するようにしてくださいね、とアナウンスしていました。
寝坊による航空券の予約の変更はできる?
できません。
キャンセルをして、新たな航空券を買いなおす必要があります。
飛行機が既に出発している場合は返金がない場合も多く、当日購入する航空券は高額なので注意が必要です。
ただし、どの航空会社も予約変更に対応している航空券もあり、基本的には「早割などで割引がされていない正規の運賃」など、料金の高い航空券が対象となっています。
例えばANAは「ANA FLEX」、JALは「フレックス」、スカイマークは「普通運賃」は変更可能で、〇日前までに購入すると安いものやキャンペーン料金は変更不可です。
以下の画像の通り、変更のできる「フレックス」は高い料金であることがわかります。
おそらく多くの方が最安値で検索をして割引が適用されている航空券を購入していると思いますので、「変更できない」可能性が高いはずです。
その他券種によって変更できるものがありますので、詳しくは航空会社のホームページに運賃のキャンセル・変更規定を参考にしてください。
ちなみに旅行会社を経由して購入した航空券は「割引運賃」のチケットであることがほとんどなので、「変更できない」に分類されることが多いです。
どのような券種なのか、キャンセル規定などは予約時や予約確認書・最終案内書などで確認してみてください。
空港に行くまでに渋滞して乗り遅れそうな場合は?
LCC以外は、「公共の交通機関」の遅延による乗り遅れについては、変更に応じてくれることがあります。その場合は予約している航空会社カウンターに立ち寄り、運休や遅延の証明書を提示する形になります。
(※対応してくれる可能性があるというだけで、当日の空席状況などにもよります。)
ただし、「車」(自家用車やレンタカー)で渋滞に巻き込まれ、間に合わない場合は自己都合となり変更はできません。渋滞も大小ありますが、それを証明できるものがないためです。
車を使用する場合は早めに空港に着くようにスケジューリングするか、もしくは公共交通機関で空港へ向かうことをおすすめします。
なお、LCCでも有料で対応してくれる会社もありますので、公共交通機関の遅れの場合は必ず遅延証明書を取得し、航空会社のカウンターに立ち寄るようにしましょう!
まとめ!
基本的に乗り遅れは「変更ができない」という前提で行動しておくといいと思います。たとえ変更できたとしても、後続便などに空きがない場合は振り替えができません。
余談ですが、旅行会社時代に午前発の沖縄行きの飛行機に乗り遅れた家族より、「後続の沖縄行きの飛行機が全便満席だから札幌行きに変更してくれ」、という要望がありました。
残念ながら、振り替えができた場合も「路線」の変更はできませんし、「航空会社」を変更することもできません。同じ条件で後続便に振り替えになるのでご注意ください。
また、搭乗に間に合わないと発覚した場合は航空会社や申し込みした旅行会社にすぐに連絡するようにしましょう。
本日もお読みいただきありがとうございました!