一度は行きたい!ドラマで話題の軍艦島・端島(はしま)どうやって行く?宿泊はどこが便利?
こんにちは!旅行プランナーのAYUMIです。
2024年秋クールの日曜劇場で、端島(はしま)を舞台にしたドラマが始まりました。「端島」よりも、「軍艦島」という名称のほうが有名かもしれません。
端島(軍艦島)とは
端島があるのは長崎県です。
端島は2015年、「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」のひとつとして、世界文化遺産に登録されています。
最盛期には日本一の人口密度を誇っていた島でしたが、1974年に閉山、島民が一斉退去をしたことで無人島になりました。
廃墟となったことで老朽化が進み、島という特性上、台風などの影響を受けやすいこともあって少しずつ崩れてきている場所もあるのだそうです。
アクセスについて
端島へ行くには、長崎港から出発する「軍艦島ツアー」に参加する必要があります!
この港は周辺にグラバー園、大浦天主堂、長崎出島ワーフ、長崎新地中華街といった長崎定番の観光地が集まるエリアにあるため、一度の旅行で多くの場所を巡ることができます。
このエリアへはJR長崎駅・長崎空港共にバスでアクセスすることができます。
端島の観光をするには?
端島は個人で訪れることができないため、前述の通り各ツアー会社が催行する「軍艦島ツアー」への参加が必要です。
クルーズツアーとなるため風が強い日には上陸できないこともあり、その場合は軍艦島をぐるっと周る周遊ツアーになります。
私は二度訪れましたが、今のところ二分の一の確率で上陸できています。上陸できなかった日は本当に風が強かったので、本来はもっと上陸できる可能性は高いようです。
長崎港から出港している軍艦島ツアーは4社(やまさ海運・シーマン商会・軍艦島コンシェルジュ・軍艦島上陸クルーズ)あります。
私は一度目はシーマン商会、二度目は軍艦島コンシェルジュを利用しましたが、どちらも快適さは大きく変わらなかったです。
シーマン商会でツアーに参加した際にはうちわ、石炭、上陸記念証明書がもらえたので、旅行の記念品としてぴったりだなあと感じました。(時期によって変わるかもしれませんが、今も上陸記念証明書は配布されているようです。)
端島の生活を間近で見ることができる見学ツアー
建物の老朽化が進んでいるため、見学できるのは島の一部分です。
端島の見学ルートはきちんと舗装されていて歩きやすく、ガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと見学できるため、とても有意義でした!
日本最古の鉄筋コンクリート造りのアパート。ところどころ崩れているものの、建物全体がぎゅっと密集している印象を受けました。さすが人口密度日本一だった島。
島内には幼稚園から小中学校まであり、その他娯楽施設として映画館やパチンコ施設などもあったそうです!
日本の島々はどこも都会の喧騒から離れた自然豊かな場所で、昔ながらの木造住宅を見かけることも多い印象ですが、たまにこういった寂し気な島に出会います。
以前紹介させていただいた和歌山県の「友ヶ島」や、佐渡島の「北沢浮遊選鉱場跡」も同様ですが、現代に近い建物は自分にとって身近に感じる分、人が離れて静かにたたずむ姿がノスタルジックなんですよね。
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宿泊はどこが便利?
端島自体は、日帰りツアーのみのアクセスになるため宿泊は出来ません。そのため、宿泊は長崎市内・長崎港周辺が便利です。
個人的にとてもよかったのは「カンデオホテルズ長崎新地中華街」で、名前の通り中華街の近くにあります。館内にサウナ・露天風呂を備えた大浴場があり、朝食もおいしかったです。客室も広々。
ホテルでワイングラスをお借りして、近くのコンビニで買ったスパークリングを楽しむ女子会の夜を楽しみました!!!フロントそばに上質なおつまみが売っていました。
今回は端島・軍艦島をご紹介しました!
本日もお読みいただきありがとうございます!