【台風10号】旅行の際に知っておきたい飛行機の対応!ANAとJALは取消料免除の日を発表
こんにちは、旅行プランナーのAYUMIです。
数日前からニュースになっている台風10号ですが、報道されるたびにスピードが鈍化していて、いつ上陸するのかハラハラしますよね。
台風が来る、とわかっていても飛行機の欠航が決まるのは大体前日から当日。それまでは台風の動向を見守るしかありません。
そんな中、先行して台風の対応を決定してくれるのがJALやANAといったFSC(フルサービスキャリア)。
ありがたいことに、既に一部日程で取消料免除の発表をしていますので、本記事ではその対応についてご紹介します。
※ちなみに台風全般については以前の記事でお話していますので、ぜひご覧ください。
【台風発生】沖縄旅行、台風で飛行機が欠航しそうな場合に知っておいたほうがいいこと
8月25日19:30時点のJALの対応
JALは下記を含む路線の予約に対し、「取消料免除」の対応を発表しています。
【8月27日の終日】種子島・屋久島・喜界島・奄美大島
【8月28日の終日】新潟・小松・松本・名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・南紀白浜・但馬・隠岐・岡山・出雲・広島・山口宇部・徳島・高松・高知・松山・北九州・大分・宮崎・種子島・屋久島
参考サイト:
JAL公式サイト「航空券の特別な取り扱い対象空港について」
これは欠航は決定していないものの、運航に影響が出る可能性がある便として特別な対応を行うものです。
対象の場合は便の変更や取り消しに対し、通常は料金がかかるところを無料(取消料免除)で対応してくれます。
8月25日12:00時点のANAの対応
JAL同様、ANAについても以下路線に対して取消料免除の発表をしています。
【8月27日の午後のみ】名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・神戸・徳島・高松・高知・松山・宮崎・鹿児島
【8月27日の終日】八丈島
【8月28日の終日】八丈島・名古屋中部・大阪伊丹・大阪関西・神戸・鳥取・米子・萩 石見・岡山・広島・岩国・山口宇部・徳島・高松・高知・松山・大分・対馬・五島福江・宮崎・鹿児島
参考サイト:
ANA公式サイト「台風10号による運航への影響について」
ここで注意したいのは、JALとは若干内容が異なること、そして8月27日については午後に発着する便のみ対象、となる便があるというところです。この場合、文字の通り午前中に発着する便は対象外です。
(今回はないですが、同じように午前発着便のみ、というケースも存在します)
「運航に影響がある便」は「欠航」ではない
JALやANAが発表する「運航に影響のある便」が必ずしも欠航するわけではありません。
実際に運航に影響が出始めたときに混乱を少しでも緩和するため、予約者が事前に準備するために設けられている仕組みです。
そのため対象便になった=欠航、ではないので注意が必要です。
欠航が決まるのは早くて前日、当日となるケースがほとんどです!(数日前には決まりません)
台風10号の今後の動きについて
JAL、ANAともに8月27日~28日を中心に運航懸念を発表していますが、現在のスピードだともう少し影響が長引きそうな気もします。
紹介したJAL、ANAの公式サイトは一日に数回更新されるので、都度確認することをおすすめします。
ちなみに一度運航に影響のある便として発表されたものは、その後対象外となることはないのでご安心ください!
また、国内線だとスカイマークが同様の対応を発表する可能性があります。(8月25日時点では未発表です。)
スカイマークはJAL、ANAの対応後に発表されることが多いため、明日以降チェックするといいかもしれません。
LCCはどんな対応をしている?
LCCについては、JAL、ANA、スカイマークのような事前対応をするケースはあまり多くありません。
LCCも欠航すれば全額払い戻しになりますが、前述の通り欠航が決まるのはぎりぎりになることが多いです。
また、旅先で欠航してしまい、後続する別の飛行機に振り替える、となったときも運航数の多いJALやANAは安心ですが、運航数の少ないLCCは振り替えが難しいことも。
一日に一便しか運航していない場合は必然的に延泊となることもあります。
LCCは安価で良いですが、台風シーズンなどはこういった非常事態の対応も踏まえて航空会社を選ぶことも必要かもしれませんね...!
引き続き台風情報を注視していきましょう!