【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part315:メイク落とさないで寝ちゃう?他
みなさん、こんにちは~!
おなじみの「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」のお時間がやってまいりました^^
今回はどんな不思議が出てくるのか、さっそく気になっちゃいますよね~?
今日も「なるほど~!そうだったのか!」と、楽しい発見のある内容になっていますよ!
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね☆
それでは、ひとつめの不思議から見ていきましょう!
「メイクは落とさないまま寝ちゃう?!」
韓国女性たちのメイクは、今、日本でも熱い注目を集めていますね!
ドラマを見ているときも、女優さんの素敵なメイクについつい目を奪われてしまうなんてこともありますよね。
メイクといえば、韓国ドラマのなかには、バッチリメイクのまま寝ているシーンがよく出てきます。みなさんも気になったことありませんか?
シャワー後のはずなのにメイクは落としていなかったり、パジャマを着て布団に入っているのにリップやマスカラもバッチリだったり…
このようなシーン、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
いくら素敵なメイクでも、寝る時までバッチリそのままというのは違和感がありますよね。
さらに、寝起きのはずなのに、すでにフルメイク状態なんてことも、しょっちゅうです笑
これを見ていると、韓国ではメイクを落とさないで寝るのが一般的なの?と思ってしまいそうですが、さすがにそんなことはありませんよ~!
これには、韓国ドラマの過酷な撮影スケジュールが関係しているんです。
週に一話ずつ放送される日本のドラマと違って、韓国ドラマは週に二話分放送されることが多いです。
そのため、現場はかなりのタイトスケジュール!
ときには台本が間に合わなかったり、編集がギリギリ!なんてことも珍しくないといいます。
このような過酷なスケジュールなので、寝るシーンのためにメイクを落として、また次のシーンのためにメイクを作り直すという時間はないんですね。
寝ているシーンや寝起きのシーンは、ナチュラルメイクにした方がリアリティを感じられるかもしれません。ですが、現実ではあり得ない展開や演出が韓国ドラマの醍醐味だったりしますよね!笑
実際の韓国の女性たちは、ドラマのようにメイクをしたまま寝たりせず、きちんとクレンジングして休む人が多いですよ。
美意識が高い韓国ですから、寝ているときもメイクがバッチリというのは、あくまでもドラマのなかだけの話です。
こういう少しつじつまが合わなかったり、現実離れしたところがあっても、見れば見るほどハマってしまうのが韓国ドラマのもつ不思議な力ですよね~!
それでは、次に移りましょう!
「これはどこの方言?」
日本語には、地域によって異なる方言というものがありますね。
韓国語にも、同じように方言がありますよ!
ドラマを見ているときに、ちょっとイントネーションが違うなぁと感じたことはありませんか?
方言が出てくると、どこか温かみがあって、和やかな雰囲気に感じられますよね。
今日は、そんな個性豊かな韓国の方言を紹介していきたいと思います!
最初に紹介するのは、慶尚道(キョンサンド)の方言です。
この方言は、釜山(プサン)でも使われていて、ドラマでも頻繁に聞くことがありますよ。
この慶尚道地方の方言の特徴は、独特のアクセントとイントネーションです。
何か質問したり、尋ねたりするときの語尾が「~나?(ナ)」や「~노?(ノ)」になるという特徴もあります。
また、日本と地理的に近いせいか、日本語と発音が近い言葉が使われていることも多いんですよ。
たとえば、爪切りのことを「スメキリ(쓰메끼리)」といったり、お皿を「サラ(사라)」といったりします。なんだか親しみを感じますね。
次に紹介する方言は、リゾート地として有名な済州島(チェジュド)の方言です。
日本の沖縄に近いイメージのある済州島ですが、方言の特徴も似ているところがあります。
沖縄の方言には「ハイサイ」や「うちなんちゅ」のような、同じ日本人が聞いても意味が分からない独特の言葉が多いですよね。
済州島の方言にも似たようなところがあって、ほかの地域の人が聞いても意味を理解するのが難しい言葉が多いんです。
ひとつ例を挙げてみましょう。
韓国語の「いらっしゃいませ」は、標準語だと「어서 오세요(オソ オセヨ)」といいます。
これが済州島の方言では、「혼저옵서예(ホンジョオプソイェ)」となります。
まったく違う言葉に聞こえますよね!
つづいては、忠清道(チュンチョンド)の方言です。
忠清道の方言の特徴は、語尾が「~여(ヨ)」や「~유(ユ)」で終わるところです。
また、ほかの地域では使われない独特な言葉遣いが見られるのも、この方言の特徴です。
たとえば、「合っていますか?」と聞くときには「기여?(ギヨ)」といったり、「そうだったの?」というときに「그랬댜?(クレッテャ)」といったりします。
比較的ゆっくりとした口調で、耳に優しい方言ともいわれています。
次は、江原道(カンウォンド)の方言です。
標準語とさほど大きな違いは見られませんが、一部の地域では語尾に「~래요(レヨ)」をつけることがありますよ。
ソウルから近いこともあり、方言を使う人は少ない傾向にあります。
最後は、全羅道(チョルラド)の方言を紹介します。
この方言の特徴は、語尾が「~잉(イン)」、「~랑께(ランケ)」、「~당께(ダンケ)」になるところです。
また、「아따(アッタ)」、「오메(オメ)」という、独特の感嘆詞や感動詞を使うという特徴もあります。
早口で話す人が多く、日本でいうと関西弁に近いイメージです。
韓国の方言を聞いてみたいという人におすすめのドラマは「応答せよ1994」です。このドラマは、ソウルに下宿する地方出身の若者たちの物語です。
このドラマを見れば、韓国の各地方の方言を一度に聞くことができますよ!
また、「キルミーヒールミー」や「魔女たちの楽園~二度はない~」、「ペントハウス」などのドラマにも、方言を使う人物が出てきますよ!
気になる人は、一度見てみてくださいね!
いかがでしたか?
今日はドラマ撮影現場のメイク事情と、韓国語の方言という盛りだくさんの内容でお届けしました!
みなさん、楽しんで頂けたでしょうか~?
それでは、またお会いしましょう~^^
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