赤潮・青潮は釣りに影響する?その発生原因とは
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海一帯が赤っぽく見える赤潮。
「赤潮になると釣れない」と聞いたことがある人が多いかもしれませんが、その理由や釣りへの影響については知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、赤潮と青潮の原因と釣りへの影響について紹介したいと思います!
赤潮とは
赤潮の招待は一言で言うと「異常発生したプランクトン」です。
生活排水や工場排水など、栄養が豊富な水が流れ込むことによってプランクトンが異常発生します。
水質汚濁防止法という法律の改正で排水基準が厳しくなり、以前よりは赤潮の発生件数は低下しています。
夏ごろに発生することが多く、大雨の後に山の水が海に流れることによっても発生します。
ちなみに赤潮は海でしか起こらないわけではなく、プランクトンが異常発生すれば淡水でも似たような現象が起こります。
青潮とは
赤潮も青潮と同じでプランクトンの異常繁殖で、大量のプランクトンが死滅した後に分解されて沈んだものが、舞い上がって起こります。
釣りとの関係
赤潮も青潮もプランクトンなら「魚が寄ってきて釣れるのでは」と思う人もいるかもしれませんが、釣りとの相性は最悪。
異常繁殖したプランクトンが大量に酸素を消費して酸欠状態になりますし、青潮に関しては毒性のある物質まで排出されます。
魚も酸欠で活性が低下したり、避難したり、最悪の場合は死んでしまうので釣りどころではありません。
以上が赤潮は釣れないと言われる理由です。
対策
釣り場に到着して赤潮・青潮だった場合、できることといえば場所を変えること。
コンディションが悪すぎるので、そのポイントで粘るよりも場所を変えたほうが釣果にはつながりやすいと思います。
また赤潮・青潮は地域によっては自治体やその他の団体が情報を発信しているので、釣行前に情報を収集してから釣り場に行くのも手です。
またSNSでも地元の赤潮情報がアップされていることがあるので、Twitterなどで確認してみて下さい。
ちなみに
夏の夜に水面が青く光る「夜光虫」。
こちらもプランクトンの一種で、赤潮が発生した日の夜に海に行くと夜光虫が見られるかもしれません。
夜光虫が大量発生した時も酸欠状態なので、魚を釣りたい人は場所を変えたほうが良いかもしれません。
今回は赤潮と青潮の原因や釣りへの影響について紹介しました!
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