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名店の味を敢えて“雑うま”にアレンジ?「名店ジャンク 山頭火 豚骨塩ヌードル」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

名店ジャンク 山頭火 豚骨塩ヌードル」を食べてみました。(2024年10月8日発売・日清食品)

この商品は、北海道旭川市に本店を置く名店“山頭火”らしいまろやかな豚骨塩スープをヌードルタイプにアレンジ、粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせ、若干幅広な中細フライ麺が絶妙にマッチしたジャンク感溢れる一杯、“名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル”となっております。

それとともに以前発売されていた“名店ジャンク すみれ味噌ヌードル”と“名店ジャンク 一風堂豚骨ヌードル”が再発売されています。

では、今回の“名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル”がどれほどポークをベースに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせた“雑うま”な仕上がりとなっているのか?具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックから滲み出す旨味、ヌードルならではの香ばしく若干幅広な中細フライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(85g)当たり405kcal。
食塩相当量は4.7gです。

次に原材料を見てみると、まろやかな豚骨塩スープをベースに魚介の旨味を利かせ、粗挽ペッパーと香味野菜オイルでジャンク感をプラス、具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックからも良い旨味・風味が滲み出し、名店の味を“雑うま”にアレンジした味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“ネギ×ガーリック風味オイル”と記載された香味野菜オイルが別添されています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:310ml)
その後、香味野菜オイルを加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、すっきりとした豚骨塩スープをベースに粗挽ペッパーや香味野菜オイルが加わったことで、北海道旭川市の名店“山頭火”の味をジャンクにアレンジした“雑うま”な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、ヌードルタイプらしく若干幅広で食感滑らかな仕上がりで、やはり“山頭火”らしい中細麺とは異なり、まさに“名店ジャンク”シリーズらしく香ばしさが際立つ仕様となっており、そこに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを合わせたジャンク感溢れるスープがよく絡み、スナック感のある香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“味付肉そぼろ”以外にフライドガーリック・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどジャンク感のある香ばしいフライ麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、まろやかな豚骨塩スープに粗挽ペッパーと香味野菜オイルを加えることによってジャンク感・“雑うま”な味わいが際立ち、これがもし濃厚な豚骨塩ヌードルならリーズナブルで良いんでしょうけど、名店の名前が使用されたことによってイメージとかけ離れてしまい、何度味を確かめてみても若干微妙なテイストとなっています。

ということで今回“名店ジャンク 山頭火豚骨塩ヌードル”を食べてみて、ポークをベースに粗挽ペッパーや香味野菜オイルなどを合わせたことでジャンク感のあるテイストを表現、“山頭火”らしさというよりもコク深く濃厚で香ばしさなどを活かした“雑うま”な感じが印象的で、そこにヌードルタイプの若干幅広な中細フライ麺が相性良くマッチした仕上がりとなっていました。

ただ、名店“山頭火”の味わいをジャンクにアレンジしたとは言え、どうしても“山頭火”らしさが霞んでしまい、全くの別物となっていたのでシリーズとしてはどうなんでしょう…ただただ“山頭火”の評価を落としているようにも感じられますし、どうせなら“山頭火”の味をちゃんと残した上でジャンク感を出してほしかったですね。そのため、賛否分かれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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