「竜王戦挑決まで進めたのは初めてなのでうれしく思います」藤井聡太二冠(19)竜王戦準決勝勝利コメント
藤井聡太二冠「序盤でこちらが△6五歩と位(くらい)を取って、その位を活かせるかどうかが一つのポイントかなと思っていたんですけど。本譜はそのあと△6四角と設置して、それを拠点に攻めていける形になったので、そのあたり流れはいいのかなというふうに思っていました。竜王戦挑決まで進めたのは初めてなので、うれしく思います。(挑戦者決定三番勝負第1局は8月12日)第1局はけっこうすぐにあるので、それに向けてしっかり状態をよくしていければというふうに思います。(相手は永瀬拓矢王座)永瀬王座とは普段からVS(ブイエス、1対1の研究会)で教えていただいているんですけど、序盤の作戦が非常に豊富で、また中終盤でも気づきづらい好手を多く指されているという印象があります」
八代弥七段「確かにちょっと、押されている時間がずっと長くて・・・。ちょっと見ていただいている方に申し訳ない内容になってしまったなと思ってます。でもいまのこれが実力なのかなという気もしているので。この竜王戦では決勝トーナメント初めて出させていただいたんですけど、やはり注目される舞台というのはすごいありがたいことだなと、改めて感じた次第です。この経験を活かして、またこの場に戻って来られるように、またがんばりたいと思ってます」