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韓国シリーズ第2戦、LGが8回裏の一発で逆転勝ち 対戦成績1勝1敗に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
8回逆転2ランのパク・トンウォン(写真:LGツインズ/初報から差し替え)

プレーオフを制したKTウィズが先手を取って第2戦を迎えた韓国シリーズは、初戦に続きKTが初回に先制。4-0とリードした。

一方のLGは先発のチェ・ウォンテを1回途中に早々と降板させて継投策に。2回以降、リリーフ陣がKT打線を封じていった。

LGは3回に1点、6回には5番オ・ジファンのソロホームランで2-4とし、さらに7回にも1点を追加して1点差に迫った。

8回裏、LGはこのポストシーズン好投を続けるKTの3番手パク・ヨンヒョンに対し1死二塁のチャンスを作ると、7番パク・トンウォンが左中間に豪快な2ランホームラン。5-4と逆転に成功した。

1点をリードしたLGは9回表、8番手のコ・ウソクが2三振を奪って三者凡退で締めてゲームセット。LGが対戦成績を1勝1敗とした。

韓国シリーズ第3戦は移動日を挟んで10日、KTの本拠地スウォンKTウィズパークで行われる。

⇒ 2023年 KBOリーグポストシーズン日程表

◇11月8日(水)の結果

・韓国シリーズ第2戦

 LG 5 - 4 KT(チャムシル)

 勝:ハム ドクチュ

 敗:パク ヨンヒョン

◆「ホ・グヨン総裁の再任、ほぼ確定」

韓国野球委員会(KBO)は今年5回目の理事会を開き、今年で任期が切れるKBO総裁(コミッショナー)の選任について、ホ・グヨン現総裁の再任を満場一致で決定した。今後、総会で4分の3以上の同意が得られた場合、ホ現総裁は総裁2期目を務めることになる。任期は2026年終了まで。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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