まさかしてないよね? あなたの住所を「じゅうしょ」や「じ」に単語登録してはいけない理由
時間最適化の専門家 ヨスです。
わたしは単語登録エバンジェリストとも名乗っていて、日々、単語登録の活用方法を考えています。
今回は「あなたの住所」を「じゅうしょ」や「じ」に単語登録してはいけない理由をお話しします。
あなたの住所を単語登録していますか?
今回お話しする内容は、自分の住所を単語登録することについてです。
そもそもですが、住所を単語登録していますか?
ネットで新しいサービスを利用するときには必ず住所やメールアドレスなどの「個人情報」の入力が必要ですよね。
そのたびに「〒102-8282 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー」のように入力するなんて時間のムダすぎます。
(※ この例で使っている住所はヤフー株式会社の住所です)
そこで役に立つのが単語登録ですが、どんな「読み」に単語登録していますか?
「じゅうしょ」や「じ」に単語登録する例
よく耳にするのが「じゅうしょ」や「じ」に単語登録するという話です。
これによって、入力が爆速になるのは間違いありません! すばらしい試みです。
でも、わたしは自分の住所を「じゅうしょ」や「じ」に入力するのはオススメしていません。
たとえば、自分の住所を「じゅうしょ」に登録した場合を見てみましょう。
なぜ「じゅうしょ」に単語登録するのはダメなのでしょうか?
それは、「住所」と入力したいときに邪魔をするからです。
「住所」と入力したいときに、前回入力した「〒102-8282 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー」が出ると邪魔じゃないでしょうか?
この画像のように、「住所」と入力したいときに「単語登録した自分の住所」が出てきて邪魔です。
こうなると、「選ぶ」「考える」という時間が発生してしまい、ロスが生じるのです。
「自分の住所」はどんな「読み」に単語登録すればいい?
ではどのように単語登録すればいいのでしょうか?
答えは「ほかに変換候補のない読み」!
では、わたしのおすすめする単語登録例を紹介しましょう。
【1】あd
わたしは「あd」に単語登録しています。
なぜ「あd」なのかというと、「住所」を英語にすると「address」で、これだと長すぎるので最初の2文字「ad」をとったから。
日本語で「ad」と入力すると「あd」になるので、そのまま「あd」に「自分の住所」を単語登録しているというわけ。
【2】じゅうしょ;
「あd」が覚えにくい人の場合は、シンプルに「じゅうしょ;」に単語登録してしまいましょう。
「じゅうしょ」という読みにセミコロン(;)を追加して単語登録しています。
こうすることで、次の2つの言葉をべつべつに入力し分けられるんです。
これで「住所」とシンプルに入力したいときは「じゅうしょ」と入力して、そのまま「エンターキー」を押せば入力可能だし、
「自分の住所」を入力したいときは、「じゅうしょ;」と入力し、エンターキーを押せばオッケー。選ぶ必要がないって最高ですよね。
日本語の読みに「;」がつかわれることは100%ありえないので、わたしはセミコロンを単語登録で多用していますよ♪
【3】じ;
「じゅうしょ;」だと長いと思われる場合は「じ;」に単語登録すればいいでしょう。
「じゅうしょ」を略して「じ」。
でも「じ」に単語登録してしまうと「字」「時」「次」のような「じ」と読む漢字と競合するので、ここでもセミコロン(;)を使うというわけです。
というわけで、個人的にはキーの打件数が少ない「あd」に登録するのがオススメ!
自分の住所は、ほかに変換候補のない文字に入力してしまいましょう。
さらにくわしくは個人情報を単語登録する例をご覧ください。